「スミス恵美さん特別トークセッション」
~「音楽が持つ力」を皆さんで一緒に考えませんか?~

トークセッションの概要
エル・システマは、1975年、貧困や治安の悪化という問題を抱えていた南米ベネズエラで子どもたちを守るために始まった音楽教育プログラムです。現在では、70以上の国・地域でエル・システマの理念に基づいた音楽教育が実施されています。
今回、ロサンゼルス在住で、Youth Orchestra Los Angels(YOLA:米国ロサンゼルスのエル・システマプログラム)講師であるスミス恵美さんの来日に合わせて、エル・システマジャパンの菊川穣さんとの特別トークセッションを開催します。
スミス恵美さんからのメッセージです。
「エル・システマという言葉を知っていますか? 私がロサンゼルスで出会ったたくさんの生徒さん達・音楽家を通して、観て・感じてきたことを皆さんとシェアし、先生も子どもも楽しめる音楽のメッセージを届けます」
「音楽が持つ力」を皆さんで一緒に考えます。
日時・会場
日時:2022年7月19日(火)18:30開場、19:00ー21:00
場所:ヤマハ目黒ビル3階「スペースM」
〒153-0064 東京都目黒区下目黒3-24-22
参加費:無料
トークセッションは、会場(ヤマハ目黒ビル)とZoomミーティング配信のハイブリッドで開催します。
会場参加は40名程度想定しております。参加希望者多数の場合は先着順とさせていただきます。
なお、トークセッションの模様は、8月以降、音楽文化創造YouTube公式チャンネルでアーカイブ配信いたします。
講師
スミス恵美
Youth Orchestra Los Angels(YOLA:米国ロサンゼルスのエル・システマプログラム)講師、打楽器奏者、元ヤマハ音楽教室講師
聞き手:菊川穣(エル・システマジャパン代表理事)
対象
地域音楽コーディネーターの方、音楽教育にたずさわっている一般の方、ヤマハ音楽教室の講師の方
スミス 恵美(Megumi Smith)さん略歴
東京都出身。3歳でピアノを始め、12歳から打楽器を始める。
尚美短期大学打楽器演奏学科を卒業、法政大学日本文学学科卒業後、ヤマハ音楽講師・打楽器演奏家として活動する。
2006年に渡米、California State University, Northridge打楽器演奏学科修士卒業。同大学院在学中にカールオルフ音楽教育レベル2免許取得。ロサンゼルスを拠点に音楽活動を始め、Hollywood BowlでのLos Tigres del Norteとの共演、ロサンゼルスフィルハーモニック音楽監督Gustavo Dudamelの指揮する同オーケストラと演奏を行う。
また、Youth Orchestra Los Angeles、Santa Monica College、California State University, Domingues Hills、Loyola Marymount University、Longy School of Music of Bard Collegeにて打楽器/音楽講師も務める。裏千家淡交会ロサンゼルス協会所属。ロサンゼルスにて山野流着装奥伝を修得し日本文化を広める。
「打楽器で学ぶ 人生スキルと心」をモットーに活動中。

エル・システマジャパンとは
エル・システマは、1975年、貧困や治安の悪化という問題を抱えていた南米ベネズエラで子どもたちを守るために始まった音楽教育プログラムです。現在では、70以上の国・地域でエル・システマの理念に基づいた音楽教育が実施されています。
日本では東日本大震災で被災した子どもたちが音楽での経験を通して自信や尊厳を回復し、自分の人生を切り開いていく力を育むことを当初の目的に、2012年よりエル・システマジャパンとして福島県相馬市で開始しました。
2014年から岩手県大槌町、2017年より長野県駒ヶ根市、東京都、10周年を迎えた2022年には大阪府豊中市、京都府舞鶴市と活動が拡大しています。
家庭の事情にかかわりなく、どんな子どもも音楽に触れられること、皆で奏でるオーケストラやコーラスの形で学んでいくことを大切にし、自己表現の場として、大事な居場所の一つとして、そして音楽が人と人をつなぐことを目指しており、ビジョンとして「誰もが自由で創造性を発揮できる共生社会」を掲げています。

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主催:公益財団法人音楽文化創造 、一般財団法人ヤマハ音楽振興会、一般社団法人エル・システマジャパン