【test】472田野さま

地域音楽コーディネーター ヴォーカリスト 神奈川県 田野美智恵さん

LIVEステージの様子
LIVEステージの様子
■活動テーマ:
歌好き仲間と共にJazzLiveステージを
■目次:
■活動開始時期:
1995年~現在
■場所:
横浜市青葉区「3丁目カフェ」(たまプラーザ)東京都下北沢Com.Cafe「音倉」
■対象:
20代~70代
■活動内容

1.きっかけと目的

ふだんレッスン室で20代から70代の方を対象に歌を指導しております。現在、社会は以前に比べ現役世代・定年退職者・子育て世代それぞれが生活の中で音楽を主体的に楽しむ時間を設ける様にライフスタイルが変わってきました。私は生徒の成果発表の場としてふだん経験できない人間味あふれるプロの演奏者をバックに、気分よく歌ってほしいという想(おも)いから街のライブハウスで年2回ライブを開催しています。アマチュアの方々にとってその日を一人のシンガーとして主役になってもらい、人生の思い出の1ページとして感じていただければ良いと考え企画しました。

2.具体的な内容

(1)内容

会場は都内や近隣のお店で飲食も楽しめるライブハウスを借りて行っています。目的は参加される生徒やそのご家族・友人の皆様が飲食を楽しみながら、身近に見守って聴いていただけるアットホームな雰囲気を作れるよう心がけています。出演者もそのような環境の中で緊張せず気軽に歌うことができ、満足感を得てくださっています。レッスン仲間にはコーラスでの参加もお勧めしています。会場側には企画の主旨を説明し賛同していただきます。

曲は生徒自身がポピュラー・JAZZ・J―POPから選曲しますが、私どもが全体のバランスを考え、同じテンポの曲が続かないように配慮しプログラムを決めます。Jazzスタンダード曲「Fly Me To The Moon」(*1)「How High The Moon」(*2)J-POP「猫ちぐら(スピッツ)」「フレンズ(レベッカ)」「タイムパラドックス(Vaundy)」等もJazzアレンジで歌っていただきました。ミュージシャン(ピアノ・ベース・ドラムス)には基本事項(曲のサイズ、リズムの決め、ダイナミクス等)を全て譜面に書いて渡します。歌う方のコメントを読む間に譜面を見て自由に演奏してもらいます。昭和歌謡をBosaNoba(ボッサ・ノヴァ)に、J-POPはバラードのようなスロー・ジャズにアレンジし、ふだんと違うリズムで味わってもらいます。

*1)Fly Me To The Moon:元々は3拍子の曲だったがピアニストのジョー・ハーネルがボッサ・ノヴァ調(4拍子)で演奏し大ヒットになる。

*2)How High The Moon:ベニー・グッド楽団のバンドリーダーでスウィングジャズのクラリネット奏者がヒットさせたブロードウェイのナンバー

(2)出演者、聴衆の感想

  1. プロミュージシャンと演奏できる機会を持てることが難しい中、バックでサポートしてもらい満足感を得ることができた。
  2. ふだんのレッスンとは違うアレンジで歌うことができ、新鮮で心地良かった。
  3. ソロのみならずコーラスでも参加できて楽しい。
  4. 年2回Liveをとても楽しみにしている。
  5. 譜面の書き方まで指導してくれる先生には勉強になり感謝しています。
  6. 様々な曲をいろいろなジャズスタイルで演奏されるのが興味深く、楽しい。
  7. 会場の食事、飲物がリーズナブルでおいしい。

3.成果と課題

毎年の定期開催で参加者が増え個人のライブレベルも上がっています。長くお付き合いできる音楽仲間として、皆様に満足していただける会にするには2日間開催も考えなければなりません。

4.抱負

今後も現在参加の生徒や、歌好きなお客様といろいろな音楽を気軽に楽しめるライブを企画し継続していきます。人生100年時代、ふだんの生活から少しでも非日常の一時を過ごしてもらうことは豊かな人生を謳歌(おうか)できると信じています。また音楽家として自己研鑽(けんさん)していくために仲間とホールコンサートを開催したいと考えています。

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