地域音楽 コーディネーター

地域音楽コーディネーター 僧侶大学院生 千葉県 小泉毅さん

僧侶として勤務している谷中天王寺での篠笛演奏
僧侶として勤務している谷中天王寺での篠笛演奏
谷中天王寺3.11追悼法要でのギター演奏
谷中天王寺3.11追悼法要でのギター演奏
■活動テーマ:
音楽でまわりの人と自分と街を元気に
■目次:
■活動開始時期:
2019年~現在
■場所:
松戸市の公共ホール、地域包括支援センター、高齢者施設、寺院、古民家他
■対象:
一般

1.きっかけ

高校教員時代、学校が地元のイベントなどで貢献することが重要だと思い和太鼓部を創部しました。それは子どもたちが全身で生き生きとたたくことによって、聴衆に熱い思いが伝わるのではないかと考えたからです。後に附属中学校でも部ができました

定年退職後も音楽で地元のために何かできないかと考え、三味線や篠笛(しのぶえ)を加えた和楽器バンド、ギターバンドのメンバーとなりました。また、合唱を中心に高齢者施設でボランティア演奏をしている松戸音楽活動同好会での活動を始めました。

2.具体的な内容

A.和楽器バンドえんじゅ組

このバンドは6年前(2020年)、和楽器の魅力を松戸を拠点に地域に発信するため、三味線屋店主の呼びかけで、客の1人であった私と松戸在住で教室を開設している三味線の演奏家と3人で結成しました。このバンドは6年前(2020年)、和楽器の魅力を松戸を拠点に地域に発信するため、三味線屋店主の呼びかけで、客の1人であった私と松戸在住で教室を開設している三味線の演奏家と3人で結成しました。

<この2年の主な活動>
○えんじゅ組ライブ【筝と津軽三味線】さんさんカフェ

地元で地域との結びつきに努力されているカフェで、約70分の和楽器演奏のセッションを実施しています。対象はどなたでもご参加できますが、現在は高齢者のお客さまが多く、部分的ですが座ったままできる身体の運動など参加型のセッションを取り入れています。

○和太鼓のひびき和太鼓の響森のホール21

えんじゅ組は、和太鼓連盟の1団体として松戸市音楽協会と松戸市和太鼓連盟主催の「和太鼓のひびき」松戸市教育委員会の主催「和太鼓の響」に参加しています。和太鼓連盟は結成から30年以上の歴史があり、キャパ500人のホールが小さなお子様から高齢者まで集まり満席になる行事です。

私は松戸市和太鼓連盟の役員として30年間企画に携わっています。レパートリーは民謡など伝統的な曲から吉田兄弟(津軽三味線アーティスト)の現代的な曲、映画やTV番組のテーマ曲、オリジナル曲など様々です。(他の、活動も同様です)

○いいね!マツド出演:キテミテマツド

地元のショッピングセンター前で行う野外演奏です。一般の通行人対象です。

○夏休み子ども教室 :馬橋小学校 和楽器ワークショップ

放課後児童クラブを企画している地元の地域包括支援センターが主催している夏休みの小学生向けクラブです。ペットボトルでミニ太鼓を作ったり、一緒にドラムセッションなどをして、音楽を楽しむ会です。昨年8月に3回限定で小学校の教室を使って行われました。

○松戸音楽フェスティバル

「音楽のまちまつど」をスローガンに掲げている松戸市の教育委員会が中心になり、森のホール21全館つかって開催するイベントです。えんじゅ組は主に子ども向けの和楽器体験教室を開催しています。

○松戸市文化祭「長唄、端唄、舞踊、津軽三味線、尺八」演奏

松戸市教育委員会が主催している松戸市文化祭の中で、松戸邦楽会の発表が行われますが、その中で、えんじゅ組も演奏する機会を頂いています。私は役員として企画に携わっています。

○落語&講演「笑いと健康」

2025年の2月9日に行われた落語&講演「笑いと健康」は、私が千葉県東葛健康管理士会のメンバーとして、2024年から企画・運営をしています。今年は3月1日に開催します。演奏だけではなく、落語の高座あり、笑いと健康に関するミニトークあり、毎回満席で大変好評です。

B.松戸音楽活動同好会

この団体は会の名称の通り、音楽愛好家が会員・準会員として集まり、「音楽で街を元気に!」というスローガンの基、2014に創立し松戸市市民活動サポートセンターの登録団体として活動しています。活動の内容は、合唱を軸にした毎月3回の練習とボランティア活動としてのコンサートと高齢者施設への訪問演奏を年間20回以上実施しています。コンサートと訪問演奏では合唱のみではなく、参加者と一緒に歌ったり、ピアノ弾き語り、三味線、篠笛(しのぶえ)などの演奏も行い、皆が飽きることのないように工夫しています。

C.ギターバンドオスししゃも

「地元を音楽で元気に」という気持ちで、松戸市在住の3人組(ギター&ボーカル2人、ベースギター1人)で2023年に結成し、松戸市の市民センターや他団体とのコラボなどでの公共施設で演奏しています。バンド名は特に深い意味はなく、名前をつけようとした日に、たまたま某大手スーパーで売っている冷凍の雄のししゃもが話題になって盛り上がったというだけです。しかし、セッションでバンド紹介をするときのその経緯をお話しすると、なぜか皆さんよろこばれます。

D.その他自分が関わっている音楽関係のイベント等

〇和太鼓生きる
〇元気会
〇サロンわたし

毎月第一月曜日の午後、矢切にある松戸市総合福祉会館の2階で、高齢者の健康増進とウェルビーイングを目的に「サロンわたし」が開かれています。「わたし」という名前は“矢切の渡し”という地元の地名と、参加者一人一人が、自主的に生き生きと参加できるようにという2つの意味をもっています。内容は「口腔体操」「みんなで歌おう」「和楽器演奏」「落語」「レクリエーション」などで、季節によって「クリスマス会」「運動会」「体力測定」など内容が様々です。小泉の担当は、音楽関係の「歌声」と「和楽器演奏」です。

〇まつど国際文化大使(地元のまつりやイベントで演奏)

3.成果と課題

微力ながら、音楽で地域住民や自分たちが元気になれたと思います。課題としては、それぞれの団体で活動していることを省察し分析して、今後の我々の活動の持続可能性を高めたいと考えて、現在大学院で論文執筆中です。

4.抱負

既に少しずつ初めていますが、単独のイベントだけではなく、「落語と和楽器の調べ」、「平和を願う音楽会」、「音楽で健康寿命を伸ばそう!」といった、複合的なイベントをつくっていきたいと思っています。現在所属している大学院の学生さんが地域の高齢者と音楽によるつながりのコンサートやイベントができればいいと考えています。

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