音楽文化の創造(CMC)Vol.15 掲載

音楽文化と生涯音楽学習の総合情報・研究誌「音楽文化の創造」(CMC)の電子版 Vol.15を掲載しました。

今回のテーマは《音楽による社会貢献》

   

新型コロナウイルスの蔓延に伴い、多くの人が生き方やこれまで当たり前と捉えてきた価値観を見つめ直す必要に迫られています。それと同時に、音楽に関わる人たちが、自らの音楽で社会に貢献したいという願いも新たになりました。

今回の特集では、音楽と地域社会をつなぐ、音楽と一人一人の心をつなぐ、社会のためにある音楽など様々な視点から、音楽による社会貢献の現状と展望についてまとめています。注目の書下ろし4本

  1. 【音楽による社会貢献の現状と展望】
  2. 【ヤマハが取り組む音楽を通じた街づくり(おとまち)】
  3. 【音楽を通して「真のごちゃまぜな社会を創る」という大きな目標】
  4. 【我、COVID-19 の陰の谷を歩むとも -コロナ時代の音楽家と社会貢献】
と、2本の投稿論文です。

  1. 【音楽活動を通じたソーシャル・キャピタルの意義―社会学から見た生涯音楽学習の重要性―】
  2. 【オンラインによる大学生へのピアノ指導の在り方 ―紙鍵盤とYouTube を活用してー】

また連載【音楽とキャリア-人生100年時代に向けて】は第8回、テーマは【現代の音楽家に必要な教養とは何か】です。

なぜ大学で一般教養、つまり学びたい専門以外の学問を学ぶ必要があるのか?大学とは何か、大学で学ぶ意味とは何か、大学で単位をとればもう教養は学ばなくてもよいのか。現代に必要とされる教養、とりわけ音楽家に必要とされる教養について考察しています。

今読むべき、非常に読み応えのある論文ばかりです。ぜひ、お読みください。

https://www.onbunso.or.jp/cmc-blog/8318