生涯学習音楽指導員茨城支部会員 友常清美さん
■活動タイトル:「コロナ禍の中のカフェコンサート」
■場所:ダイニングカフェ「ここだから」
■日時:2020年7月~12月
■対象:中高年
■活動内容
演奏者については、自分の友人や地元の音楽家を招聘し、演奏する機会を与える事も意識しました。店側との綿密な打ち合わせを行い、当日は会場のセッティング、音響、照明等協力していただきました。またコロナ禍の中、消毒、換気、手作りシールドをお店側で用意してくださり、安心して演奏に臨める環境を整えていただくことになりました。
そして、2回目の企画として、2020年に3回シリーズで、クリスマスランチタイムコンサートを開催いたしました。こちらも、地元で活躍されている演奏家の方々を招聘して、ヴァイオリン、フルート、ソプラノデュオと毎回違うコンセプトでのコンサートを実施しました。
ヴァイオリン、フルートの2回は、私がピアノ伴奏と司会の二役を担当していたので、曲紹介の時間しかなく、もっと話で盛り上げながら進行できれば良かったと反省しました。今後は司会をどなたかにお願いする事を考えました。また、この様な場所でのコンサートでは、参加型の時間も取り入れたりした方が、その場の雰囲気も楽しくなると感じました。この2回のコンサートに足を運んで下さったお客様もおり、違った楽器の音色に、喜んで演奏を聴いてくださいました。
3回目のソプラノデュオコンサートは前回の反省を踏まえ、様々な工夫を凝らしたコンサートを企画しました。ピアノ伴奏だけでなく、キーボードも使ってパイプオルガンの音色でクリスマス曲を伴奏し、教会の雰囲気を作り、盛り上げました。またお客様に曲に合わせて手拍子や歌、ベル演奏などで参加していただき、今までとは一味違ったコンサートとなりました。
司会は歌の演奏者と会話しながら進め、お客様も大変楽しく喜んで下さり、会場と一体感を味わう事ができました。やはり、回数をこなす事により、周りも見渡せ、自分にも、余裕ができてくると思いました。
継続していくには行政の力も必要です。行政に対しては今までの実績をお知らせし、いかに支援していただくかが鍵となります。この町の自然豊かな環境を大切にしながら、ここで音楽を通して人との出会いが広がり、音楽を発信する場となり、最終的には地域活性化の一助になる事が、演奏者、指導者、生涯学習音楽指導員として望むところです。
■活動タイトル:「コロナ禍の中のカフェコンサート」
■場所:ダイニングカフェ「ここだから」
■日時:2020年7月~12月
■対象:中高年
■活動内容
【1.活動の背景】
長年ピアノ講師として子ども達を中心に教えておりますが、指導のみならず演奏者として生演奏の機会をより多く持ちたいという気持ちがありました。また、同時に近隣の地域住民が気軽に生演奏を聴ける場所がないと感じていたころ、2020年1月、私の地元石岡市から少し離れた筑波山麓の近くに、新しくオープンしたカフェからの演奏者募集があり、そこに応募したのがきっかけです。自分の「生演奏で聴衆に音楽で癒しと感動を伝えたい」という想いと、カフェのオーナーの「多くの人々に本物の芸術を提供したい」というお店のコンセプトが一致して活動が始まりました。【2.具体的な内容】
(1)企画にあたって
自然の中で、「ゆったりと食事をしながら生演奏を聴く」そのひとときを豊かに過ごしていただく事が基本コンセプトです。それを柱にコンサートの企画をオーナーに提案し、快く賛同していただきました。演奏者については、自分の友人や地元の音楽家を招聘し、演奏する機会を与える事も意識しました。店側との綿密な打ち合わせを行い、当日は会場のセッティング、音響、照明等協力していただきました。またコロナ禍の中、消毒、換気、手作りシールドをお店側で用意してくださり、安心して演奏に臨める環境を整えていただくことになりました。
(2)プログラミングについて
- 客層に合う既知曲を中心に、一度は聴いて欲しい曲、クラシックに限らず、ポピュラーやジャズからも選曲
- 季節に相応しい曲、例えばクリスマスシーズンは有名なクリスマスソングを中心に(下記チラシ参照)
- お客様のリクエストにも対応できる曲を準備
- 編成はピアノと弦楽器、ピアノと管楽器、ピアノと歌等その都度内容を替えて響の違いを楽しんでもらう様に配慮
- 演奏者自身が演奏したい、また聴いて欲しい有名な曲
- 40分のコンサートでアンコールを入れて10曲程度に収める
(3)コンサートの様子と改善点
この企画のもと、7月末に初めてのコンサートをヴァイオリニストを招聘して開催しました。当日の反響としましては、ヴァイオリンの音色がフロア全体に響き渡ると共に、目の前で演奏を観られるという感動から、涙して下さる方もいました。ディナーも付いて身も心も満足されたそうです。そして、2回目の企画として、2020年に3回シリーズで、クリスマスランチタイムコンサートを開催いたしました。こちらも、地元で活躍されている演奏家の方々を招聘して、ヴァイオリン、フルート、ソプラノデュオと毎回違うコンセプトでのコンサートを実施しました。
ヴァイオリン、フルートの2回は、私がピアノ伴奏と司会の二役を担当していたので、曲紹介の時間しかなく、もっと話で盛り上げながら進行できれば良かったと反省しました。今後は司会をどなたかにお願いする事を考えました。また、この様な場所でのコンサートでは、参加型の時間も取り入れたりした方が、その場の雰囲気も楽しくなると感じました。この2回のコンサートに足を運んで下さったお客様もおり、違った楽器の音色に、喜んで演奏を聴いてくださいました。
3回目のソプラノデュオコンサートは前回の反省を踏まえ、様々な工夫を凝らしたコンサートを企画しました。ピアノ伴奏だけでなく、キーボードも使ってパイプオルガンの音色でクリスマス曲を伴奏し、教会の雰囲気を作り、盛り上げました。またお客様に曲に合わせて手拍子や歌、ベル演奏などで参加していただき、今までとは一味違ったコンサートとなりました。
司会は歌の演奏者と会話しながら進め、お客様も大変楽しく喜んで下さり、会場と一体感を味わう事ができました。やはり、回数をこなす事により、周りも見渡せ、自分にも、余裕ができてくると思いました。
【3.今後の抱負】
今までの経験を活かし、季節に合わせたコンサート等を定期的に開催できる様にお店側へ様々な企画を提案していきたいと思います。また、できるだけ地元で活躍されている演奏家の方々と交流を持ち、コンサートの機会を作ってあげる様にコーディネートする事も私の役割の一つと考えています。継続していくには行政の力も必要です。行政に対しては今までの実績をお知らせし、いかに支援していただくかが鍵となります。この町の自然豊かな環境を大切にしながら、ここで音楽を通して人との出会いが広がり、音楽を発信する場となり、最終的には地域活性化の一助になる事が、演奏者、指導者、生涯学習音楽指導員として望むところです。