全国生涯学習生涯学習音楽指導員協議会会員
福永みつ子さん
■活動テーマ:湖都美会〜湖の都に美しい箏の音色を〜
■日時:2020年9月12日(土)~12月26日(土)
■場所:大津市馬場元町自治会館、草津市渋川西会館、大津市生涯学習センター
■対象:小学生(未就学児、中学生も含む)
■活動内容
例年、文化庁の伝統文化親子教室事業である、「子ども体験教室」を開催して子どもたちを受け入れており、美しい箏の音色に興味を持ってもらい、楽しく演奏できるようにと指導にあたっています。研修会や各種イベントに参加し、尺八をはじめ雅楽や洋楽など他のジャンルの方々と共演することもあり、楽しい合奏と各々の技術の向上をめざしております。
今年度はまず『糸車』や『さくら』などの小作品に取り組みました。
「子どもゆめ基金」の助成を受け、湖都美会主催で12月25日(金)に開催した「わらべ唄を活用した子ども音楽体験 クリスマスを楽しもう」というイベントに参加することにより、子どもたちの発表の場を持ちました。
湖都美会ウェブサイト(2020年12月25日「クリスマスを楽しもう」の様子)
https://kotomikai.wordpress.com/2020/12/29/2020年12月25日クリスマスを楽しもう/
イベントでは、クラリネットと箏のアンサンブルを聴いたり、ハンドベルや鳴子を体験したり、他の楽器の魅力と音色を知る事により、今後の演奏表現の幅を広げる良い機会だったと思います。
発表会に向けては、『むすんでひらいて』『かごめかごめ』『はないちもんめ』等の、わらべ唄の作品を合奏しました。この発表の場を通してお友達の音を聴く大切さと皆で合わせるコツをつかみ、また同時に達成感や満足感も感じてもらえたと思います。
発表会で半年間の体験はいったん終わりになりますが、これからも続けたいと言ってくださる子ども達も多く、保護者からも礼儀正しくなったと喜ばれます。
伝統文化が盛んだった頃は業界全体がとても賑やかでしたが、最近は後継者不足ということもあり、支えてくださる方々が減ってきているように思われ、業界の縮小が心配されます。音楽としての伝統文化を後世に伝えようという取り組みに加えて、関連する方々にもぜひ支援の手が広がることを願ってやみません。
福永みつ子さん
■活動テーマ:湖都美会〜湖の都に美しい箏の音色を〜
■日時:2020年9月12日(土)~12月26日(土)
■場所:大津市馬場元町自治会館、草津市渋川西会館、大津市生涯学習センター
■対象:小学生(未就学児、中学生も含む)
■活動内容
【1.活動目的】
湖都美会は、「〜湖の都に美しい箏の音色を〜」のもと1976年に設立し、日本伝統音楽の向上と発展に努めています。人を敬い礼儀正しく、後世に発展させていくための後継者育成にもつとめ、情操豊かな社会づくりとしての音楽活動を実践することが目的です。おかげさまで子どもから大人まで幅広い層が集い、日々熱心に学んでおります。例年、文化庁の伝統文化親子教室事業である、「子ども体験教室」を開催して子どもたちを受け入れており、美しい箏の音色に興味を持ってもらい、楽しく演奏できるようにと指導にあたっています。研修会や各種イベントに参加し、尺八をはじめ雅楽や洋楽など他のジャンルの方々と共演することもあり、楽しい合奏と各々の技術の向上をめざしております。
【2.具体的な内容】
体験教室では、次のようなことに気をつけながら、子ども達と接しております。- お箏の音色に触れると共に、挨拶など基本的な作法を学びます
- お箏を通して、伝統文化を学び、豊かな心を育てていきます
- 目標に向かってがんばる心を育てます
- 発表会に向けて演奏できるようにお稽古をします
今年度はまず『糸車』や『さくら』などの小作品に取り組みました。
「子どもゆめ基金」の助成を受け、湖都美会主催で12月25日(金)に開催した「わらべ唄を活用した子ども音楽体験 クリスマスを楽しもう」というイベントに参加することにより、子どもたちの発表の場を持ちました。
湖都美会ウェブサイト(2020年12月25日「クリスマスを楽しもう」の様子)
https://kotomikai.wordpress.com/2020/12/29/2020年12月25日クリスマスを楽しもう/
イベントでは、クラリネットと箏のアンサンブルを聴いたり、ハンドベルや鳴子を体験したり、他の楽器の魅力と音色を知る事により、今後の演奏表現の幅を広げる良い機会だったと思います。
発表会に向けては、『むすんでひらいて』『かごめかごめ』『はないちもんめ』等の、わらべ唄の作品を合奏しました。この発表の場を通してお友達の音を聴く大切さと皆で合わせるコツをつかみ、また同時に達成感や満足感も感じてもらえたと思います。
発表会で半年間の体験はいったん終わりになりますが、これからも続けたいと言ってくださる子ども達も多く、保護者からも礼儀正しくなったと喜ばれます。
【3.課題】
箏や三絃などの邦楽は、昔から多くの方々に支えられてきております。和楽器を作ったり、メンテナンスや修理をしたりしてくださる楽器屋さんをはじめとして、糸や爪などの消耗品を供給してくださる様々な業者さんに直接あるいは間接的に大変お世話になっております。伝統文化が盛んだった頃は業界全体がとても賑やかでしたが、最近は後継者不足ということもあり、支えてくださる方々が減ってきているように思われ、業界の縮小が心配されます。音楽としての伝統文化を後世に伝えようという取り組みに加えて、関連する方々にもぜひ支援の手が広がることを願ってやみません。