生涯学習音楽指導員、NPO法人ハーモニークラブ理事長
大阪府枚方市 井上千晴さん
■ 活動テーマ:えほんライブ〜自分もまわりも大好きになる魔法の物語〜
■ 日時:2011年~現在 年間40回程度
■ 場所:保育、教育施設、枚方公園青少年センターホール、枚方市民会館、枚方市牧野図書館、枚方市サプリ村野
■ 対象:幼児から大人まで、保育・教育関係者や保育を目指す学生
一公演・会場により5組〜100名
■活動内容
そこで様々な心理学やウェルスダイナミクスという自己分析理論を学び、自分自身のインナーチャイルドを癒すことで「目の前の現実は自分の心の映し鏡」ということを本当の意味で理解しました。
そして「自分自身の心の中が平和になること(自分を愛して大切にすること)で自分が体験する現実が平和で愛や喜びに溢れたものになる」ということは一人ひとりの心が平和になることで世界平和に近づくのかもしれない!という気づきを得ました。このことが、活動を始める大きなきっかけとなりました。
*えほんライブとは
絵本の世界と音楽の世界が一体となって作り出すハーモニー。プロジェクターで絵本の映像を映し出しながら、ナレーションと歌と楽器で、五感を通して心の深い部分に語りかけ、参加者自身が自らの心の声を聞くことを目的とした、癒しをもたらす表現形式です。(以降ライブ)
まずオリジナルの絵本を作成するために、以前小学館で漫画家をしていた姉と姪に依頼し、2011年2月20日絵本『クリスタルのひみつ』を自費出版することができました。
同日、道頓堀ZAZAで初めてのライブを開催しました。その後、中之島中央公会堂や鶴見区民センターでも100人規模のライブを開催し、ファンの方が主催をして下さったり保育園、幼稚園、小学校、障がい者、高齢者施設、子育て広場等にお声掛けいただき現在までに、のべ4000人の方々にご覧いただいています。
2014年にはスタジオSMSさんに作品提供し、えほんミュージカル「ハーモニードリームランド」を上演し、2016年にはバリの孤児修道院や日本語図書館、クランビタン宮殿等で上演致しました。
小さい子どもや、障がいを持った子どももライブが始まると世界観に没頭し参加して楽しんでくれます。また大人の方はご自身に置き換えて心が解放されたり気づきを得て癒やされ、涙を流す方が多くおられます。その様な数多くの体験を通して年代を超え、国を超えてこのライブのメッセージは心に届くことを確信しました。
ライブを通して、「ありのまま」の世界観を体感してもらうことで心の深い部分に働きかけ、参加者自身が自らの心の声を聴き、大人も子ども楽しみながら心の解放や癒やしをもたらし自己肯定感を育みます。
えほんライブ8作品
「クリスタルのひみつ」、「ハーモニードリームランド」、
「イートンともりのどうぶつたち」、「にじいろめがね」、
「トゲトゲのシャボン」、「にじいろちきゅうがっこう」、
「ありがありがとう」、「これな〜んだ」
●絵本と楽譜のオンラインショップ
https://harmonyclub.thebase.in
心優しい大きな木が悩みをかかえて自信を持てない動物たちに寄り添って自信を取り戻させてゆくというとても深い中身を子どもたちに分かるように絵本にしてくださって〜大人の私達にも「こんな親で居たいなぁ、こんな保育士で居たいなぁ」と考えさせてもらう内容でした。
声がとってもステキで聞き入ってしまいました。絵本を見るだけではなく一緒に歌ったり手遊びをするのは、とっても良かったです。心温まる良いお話でした。ありがとうございました。
子育て中のお母さんのご感想
私のように心が温かくなって、子どもを抱きしめたーいと思ってくれるママさんが増えてくれたら嬉しい。ステキな絵本に素晴らしいピアノと優しいお二人の歌声ホント感動しました。ありがとうございました。
企業が運営する子育て支援関係の助成金にもいくつか応募しましたが、なかなか採択されず何から手を付けてどこと繋がれば良いのかが分からず思いつくまま、お声掛けいただくままに動いていましたがなかなか結果が出ませんでした。
そのような状況の中、枚方市の社会福祉協議会(社協)に相談したことがきっかけで一筋の光が見えて来ました。社協の助成金担当の方が見るに見かねて親身になって相談に乗って下さり「どうすれば枚方市で基盤を作ることができるか?」について、様々なアドバイスをしてくださいました。
そして社協の助成金申請に向けて、今のわたしたちに何が足りないのか? 何を準備して行けばいいのか? を教えていただき実際に枚方市の保育園と繋いでくださいました。
2020年からは社協の助成金や枚方市のNPO活動補助金も採択され、地域の子育て支援ネットワークとも連携して子育て広場で定期的にライブを上演ができるようになりました。
●NPO法人ハーモニークラブのホームページ
https://harmony-club.jp
=オンラインを活用しながら朗読の練習やワークショップ、動画配信コンサートを開催しています。
保育施設に絵本やDVDを寄贈する「なかなおりんごプロジェクト」を実施しています。⇒https://ameblo.jp/harmony-club82/entry-12667408619.html
(2)運営側の人手不足
=運営側の正会員が自分らしく生き生きと生きられるためのワークショップを 開催したり、好きなことや得意を活かして活躍できる場作りをしていくことで、正会員の増進に努めます。
(3)保育園、幼稚園、小学校に認知を広げ、ライブを届けたいが、まだまだライブの認知度が低い
=市役所や社会福祉協議会、子育て支援団体との連携を図り、毎月ライブの無料公演やサロンを開催することで認知を広げています。
大阪府枚方市 井上千晴さん
■ 活動テーマ:えほんライブ〜自分もまわりも大好きになる魔法の物語〜
■ 日時:2011年~現在 年間40回程度
■ 場所:保育、教育施設、枚方公園青少年センターホール、枚方市民会館、枚方市牧野図書館、枚方市サプリ村野
■ 対象:幼児から大人まで、保育・教育関係者や保育を目指す学生
一公演・会場により5組〜100名
■活動内容
【1.「えほんライブ」誕生の背景】
20代の頃エレクトーン講師として指導及びホテルでブライダル演奏をしていました。結婚後、2人の息子に恵まれましたが、親としての子育ての難しさ、自分の不甲斐なさをいつも責めていました。そこで様々な心理学やウェルスダイナミクスという自己分析理論を学び、自分自身のインナーチャイルドを癒すことで「目の前の現実は自分の心の映し鏡」ということを本当の意味で理解しました。
そして「自分自身の心の中が平和になること(自分を愛して大切にすること)で自分が体験する現実が平和で愛や喜びに溢れたものになる」ということは一人ひとりの心が平和になることで世界平和に近づくのかもしれない!という気づきを得ました。このことが、活動を始める大きなきっかけとなりました。
【2.活動の始まり】
2010年に自身の気づきを絵本や音楽にして体験した人自身が自分の心と向き合い心の解放や癒やしをもたらす新しいエンターテイメント「えほんライブ」のビジョンを受け取りました。*えほんライブとは
絵本の世界と音楽の世界が一体となって作り出すハーモニー。プロジェクターで絵本の映像を映し出しながら、ナレーションと歌と楽器で、五感を通して心の深い部分に語りかけ、参加者自身が自らの心の声を聞くことを目的とした、癒しをもたらす表現形式です。(以降ライブ)
まずオリジナルの絵本を作成するために、以前小学館で漫画家をしていた姉と姪に依頼し、2011年2月20日絵本『クリスタルのひみつ』を自費出版することができました。
2014年にはスタジオSMSさんに作品提供し、えほんミュージカル「ハーモニードリームランド」を上演し、2016年にはバリの孤児修道院や日本語図書館、クランビタン宮殿等で上演致しました。
【3.具体的な内容】
<趣旨>
枚方市を中心に保育、教育、障がい、高齢者施設や子育てひろば、図書館、市の施設、オンラインでライブやサロンを通してありのままに生きられるための親子の場作りをしています。また、新たな保育の担い手の応援や、保育に役立つオリジナル作品の開発を行っています。<目的>
子どもも大人も、ありのままに生きられる社会を創造すること。そのためにいちばん大事なことは「どんな自分も愛すること」ありのままの自分自身を愛することが、他人を許し受け入れられ、ありのままに生きられる社会につながるからです。ライブを通して、「ありのまま」の世界観を体感してもらうことで心の深い部分に働きかけ、参加者自身が自らの心の声を聴き、大人も子ども楽しみながら心の解放や癒やしをもたらし自己肯定感を育みます。
<期待される効果>
- 想像力を育む
- 自分の心にあるモヤモヤを言葉にして伝えられない子どもの気持ちを絵本の物語と歌で代弁し、共感する事で内部の感情を発散させスッキリさせる
- 「こうあるべき」と言う枠に縛られて、自分の本心を無意識に抑圧してる大人の感情を発散させ、スッキリさせる
- 心を解放したあとの物語りの展開や、明るい音楽によって、前向きになり勇気や力が湧く
- 物語に参加して一緒に歌のフレーズを口ずさむ事で、ポジティブな言葉を音楽と共に記憶し、必要なタイミングでそのフレーズを思い出し勇気付けるアフアメーション効果が有る
- 親子でライブの「体験の共有」をすることで、親子の絆を固く強くする
<扱っている素材>
オリジナル絵本8冊, オリジナル楽曲、手遊び歌など50曲以上えほんライブ8作品
「クリスタルのひみつ」、「ハーモニードリームランド」、
「イートンともりのどうぶつたち」、「にじいろめがね」、
「トゲトゲのシャボン」、「にじいろちきゅうがっこう」、
「ありがありがとう」、「これな〜んだ」
●絵本と楽譜のオンラインショップ
https://harmonyclub.thebase.in
<お客様のご感想>
保育士さんのご感想子育て中のお母さんのご感想
<活動の幅を広げて>
それまでの活動は、さまざまな地域の方や施設にお声掛けいただいてライブ公演をすることだったので枚方市との繋がりや基盤が殆ど有りませんでした。企業が運営する子育て支援関係の助成金にもいくつか応募しましたが、なかなか採択されず何から手を付けてどこと繋がれば良いのかが分からず思いつくまま、お声掛けいただくままに動いていましたがなかなか結果が出ませんでした。
そのような状況の中、枚方市の社会福祉協議会(社協)に相談したことがきっかけで一筋の光が見えて来ました。社協の助成金担当の方が見るに見かねて親身になって相談に乗って下さり「どうすれば枚方市で基盤を作ることができるか?」について、様々なアドバイスをしてくださいました。
そして社協の助成金申請に向けて、今のわたしたちに何が足りないのか? 何を準備して行けばいいのか? を教えていただき実際に枚方市の保育園と繋いでくださいました。
2020年からは社協の助成金や枚方市のNPO活動補助金も採択され、地域の子育て支援ネットワークとも連携して子育て広場で定期的にライブを上演ができるようになりました。
●NPO法人ハーモニークラブのホームページ
https://harmony-club.jp
【4.現在の課題とその解決策】
(1)コロナ禍で、ライブの練習やパフォーマンスが制限されている=オンラインを活用しながら朗読の練習やワークショップ、動画配信コンサートを開催しています。
=運営側の正会員が自分らしく生き生きと生きられるためのワークショップを 開催したり、好きなことや得意を活かして活躍できる場作りをしていくことで、正会員の増進に努めます。
(3)保育園、幼稚園、小学校に認知を広げ、ライブを届けたいが、まだまだライブの認知度が低い
=市役所や社会福祉協議会、子育て支援団体との連携を図り、毎月ライブの無料公演やサロンを開催することで認知を広げています。
【5.NPO法人としての夢】
- 認定NPO法人になること
- 枚方市を中心に保育園、幼稚園行事に人形劇と並んでライブが浸透し、お遊戯会でこの作品を子どもたちが上演して、ありのままの世界観が子どもたちや保育者の心に深く浸透して行くこと
- 保育、教育関係者のニーズやアイディアが聞けるサロンを開催し現場のニーズに沿った歌や作品を協働で作り、保育、教育現場に届けて行くこと
- 保育、教育、介護施設で研修事業を展開すること