活動事例

活動事例
【事例紹介】好きな楽器で好きな曲を演奏してみよう! 初心者も大歓迎! 聴くだけでももちろんOK!

地域音楽コーディネーター 東京 高倉佳良さん

■ 活動テーマ:The Party 好きな楽器で好きな曲を演奏してみよう! 初心者も大歓迎! 聴くだけでも もちろんOK!
■ 日時:2016年より1年に1〜3回
■ 場所:都内ライブハウス、カフェ等
■ 対象:小学生から中高年 1回約20人前後

■活動内容

【1.活動のきっかけ】

私が所属しているオルガン・ミュージック・ラボは、2015年音楽を総合的に発信する場所として、東京でスタートしました。ピアノ、ジャズオルガン、ソルフェージュ、幼児教育、イベントの企画等、多くの内容を実施しております。

● Organ Music Labo
http://organ-music-labo.com/

ある日、学びに来ている生徒の発表の場もあった方が良いという話になりましたが、楽器、ジャンル、レベル、年齢層、学ぶ姿勢等、一人一人違います。ならば、「自分の好きな曲を好きな楽器で、楽しく演奏できる場を作ってあげよう」「参加する人も聴く人も、食事しながら気楽に参加できるパーティにしよう」というコンセプトになり、始まりました。

【2.具体的な活動内容】

初回のフライヤーの通り「演奏したい楽器で、好きな曲を演奏しましょう!」です。また、聴く事が好きな方もいらっしゃるので、お食事をして聴くだけの方もご参加いただきました。このコンセプトは、何年経っても変わらない核となっています。普段は1人でレッスンされている方がほとんどです。

(1)The Party 企画の留意点

  1. ソロで演奏したい方はソロで、自分一人ではなかなかできないバックバンドで歌う事や、アンサンブルやセッションをやってみたい方が、気軽に楽しくできる環境を作りました。
  2. 小学生、初心者、趣味で習っている生徒からは、事前に演奏する楽器と曲名を聞いておき、当日サポートをするスタッフのメンバー構成や人数を決めます。内容にもよりますが、6名前後でサポート演奏、司会、楽器運搬、時には手料理…など仕切ります。スタッフ(楽器)が足りない時は、外部の方にサポート演奏のお願いをする時もありました。
  3. サポートする演奏者には、できるだけ奏者に寄り添うように心がけていただきます。そのポイントは、参加者の演奏がより聴き映えするように盛り上げてあげること、そしてジャズセッションスタイルの楽しさを体感してもらうことです。
  4. プロ同士が演奏する時は、一般の方々へ演奏者同士の真剣な音のやり取りで遊んでいる姿を聴いて楽しんでもらいます。このように出演者の組み合わせによって目的を変えています。
  5. 参加者は1人1~2曲用意します。当日の演奏順は、毎回くじ引き。一緒にアンサンブルしたいサポート演奏者への楽譜は、当日自分の出番の時に渡します。サポート演奏者分の楽譜を本人が準備できれば本人が、または講師が用意をします。
  6. 演奏後にインタビューがあり、その間にその場で次の曲の打ち合わせ。このような流れで2周ほどします。当日急に違う曲を演奏する時もありますし、パスもありです。同じ曲をもう一度演奏! も大いにありです。その時々に柔軟に対応しサポートします。

(2)当日の演奏者と聴衆者の光景

 <演奏者>

「初めまして」で、さぁアンサンブルしましょう! ですから、普段通りに弾いていても、違う楽器の音が聴こえて来ると慌てますしドキドキです。ちょっと間違えて「もう1回いきま~~す!」「がんばれ~!」なんて事も、よくある光景です。

 <聴衆者>

聴いていらっしゃる方も、出演者が緊張しすぎないように、がんばって! の心からの声援、拍手、ほほえましいインタビュー回答に笑顔と、楽しんでいただいています。また、スタッフは聴きに下さっている方にも声掛けをし、初めての方が気後れしないように雰囲気作りを心掛けています。この演奏者と聴取者が一体となった会場の空気が大事なのです。

(3)効果

参加者の演奏レベル、楽器、曲も様々です。1回出演した方が友達を誘って下さったり、見学でいらした方が次の会で出演されたり、親子で共演して下さったりしました。楽器もピアノ、オルガン、ベース、サックス、クラリネット、ヴォーカル、ウクレレ、ドラム、鍵盤ハーモニカ、フルート、コーラス…音楽と一緒に素敵な読み聞かせをして下さった方もいらっしゃいました。

曲もジャズスタンダード『My Favorite Things』、『A列車で行こう』、『Donna』、や、『むすんでひらいて』、『情熱大陸』、『ルパン3世』、中島みゆき『糸』、シーズンに合わせた、ゆずの『夏色』やクリスマスならではの『すてきなホリディ』など、新しい曲や人との出会い、既知曲の安心感、思いがけない曲が聴けるのもパーティならでは、だと思います。

演奏する方も、聴いている方も、年齢や何年習っているかは全く関係なく、それぞれが今の自分に合った音楽の楽しみ方をしている姿がとても素敵なのです。だから、奏者も聴く方も笑顔になれるのかなと思います。

【3.参加者の反応】

  1. とても楽しかった。オルガン、ピアノだけでなく、色々な楽器の方が集まるのは、本当に楽しいと思う。
  2. 皆さんの演奏が聴けて、刺激になった。
  3. オルガンもいいなと思いました。(エレクトーン経験者)オルガンレッスンを始めて、演奏も挑戦したい。
  4. いつも1人でCDと練習していたから、生のアンサンブルと演奏できて、すごく緊張した! でも楽しかった。

【4.課題】

(1)広報

「パーティはいつも楽しいので参加したいです」、とファンの方が増え常連も出てきてくれました。広報活動は課題です。現在はライブ活動をしているスタッフが、自分のライブの時に告知、出演者の口コミ、SNS、講師が教えている会場での掲示、声掛けが殆どですので、大幅に参加者増という感じではありません。

(2)スタッフ体制と収支

どのような状況でも対応できるスキルの高いスタッフや、ゲストで来ていただく奏者の 人材確保、また参加者が多すぎても演奏がまわらなくなるし、参加者が少な過ぎても採算が難しく、毎回悩ましいところです。

どのイベント、コンサートも同じだと思いますが、企画が良くてもスタッフ体制、動員、収支面を考慮して推進していかねば継続発展がありません。上記2点を今後の課題としていきたいと考えています。

【5.今後】

今までは限られたコミュニティの中での活動が多かったですが、2021年は大阪支部を中心に地域に密着した新たな鍵盤楽器イベントを企画中、全国へ繋げていく予定です。

世の中、まだまだ予断を許しません。制限のある中でも音楽のある生活が楽しい、音楽のある時間を過ごしたい、大人も子供も音楽の学びをしたい、さまざまな方へ音楽普及の場を提案していきたいと思っています。

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