活動事例

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【事例紹介】すばらしきフルート仲間 フルートアンサンブル “ア・テール”

全国生涯学習音楽指導員協議会 千葉支部会員 陣内麻美さん

■活動のタイトル:すばらしきフルート仲間 フルートアンサンブル “ア・テール”
~小鳥のさえずり、パイプオルガンの重厚な響き、そしてフルートオーケストラを夢見て~
フルートアンサンブル “ア・テール”
フルートアンサンブル “ア・テール”
■日時:1991年12月~現在に至る
■場所:船橋市二和公民館 第2・4日曜日
■対象:学生からシニアまでのフルート愛好家

■活動内容:

1.活動を始めたきっかけ

フルートを一人で演奏するのも楽しいですが、仲間でアンサンブルすることはもっと楽しいと思います。ひとりひとりの作り出す音が重なり合って生まれるハーモニーの美しさ、作り上げる喜びを多くの人々に知ってもらいたいという思いで、 1991年12月にフルートアンサンブル “ア・テール”を発足し、船橋市社会教育関係団体として活動を続けています。目標は定期演奏会を柱に数々の場とイベントに参加しています。

♪フルートアンサンブル “ア・テール”とは
ア・テール(à terre)とはバレエ用語で足の裏が完全に床に付いている足のポジションの事で、地に足が付いた活動、地域に根ずいた活動を目指して名付けられています。フランス語で àは~へ、の方に(へ)、terreは大地、地球、世界という大きな意味もある名前です。

2.ア・テールで使用しているフルートの種類

フルート属には色々な音域が出せる種類がありますが、私たちはピッコロ~からコントラバスフルートまで扱います。

<ピッコロ> フルートの音域より1オクターブ高い音が出せる楽器です。
ス―ザの行進曲『星条旗よ永遠なれ』の中のフレーズが最も有名です。ピッコロはフルートの2分の1の長さです。
<フルート> コンサートフルートとも呼び、一般的に演奏されているフルートでアンサンブルの中心を担います。
ビゼー作曲の『アルルの女 第一組曲』のメヌエットやドビュッシー作曲の『牧神の午後の前奏曲』は有名です。
<アルトフルート> 最低音がバイオリンと同じG(ソ)でまっすぐなものとU字型の2種類があります。
ホルスト作曲の『惑星』や映画『ロード・オブ・ザ・リング』の中でも使われています。
<バスフルート> フルートの倍の長さがあるのでフルートより1オクターブ低い音が出ます。
<コントラバスフルート> フルートより2オクターブ低い音域の楽器です。
1988年に日本で開発されました。

3.“ア・テール” の活動について

A.二和公民館文化祭

毎年10月に二和公民館で開催される文化祭に、そこを拠点に活動している他のサークル・団体と一緒に日頃の活動の成果を発表します。

色々なジャンルの曲を演奏しますが、『ふるさと』など皆に馴染みのある日本の歌では歌声が、『ラデッキー行進曲』(ヨハン・シュトラウス1世)では手拍子がホールに響きわります。

B.定期演奏会

定期演奏会ではメンバーによる物語制作・編曲による音楽物語(語り付き)など毎回趣向を凝らせています。
音楽物語として発表した演目
  • ミュージカル『サウンドオブミュージック』(リチャード・ロジャース曲、オスカー・ハマースタイン2世詞)
  • バレエ組曲『くるみ割り人形』(チャイコフスキー曲)
  • 『組曲アルルの女』(ビゼー曲)
  • 『組曲カルメン』(ビゼー曲)
  • 等は好評を得ています。

今までに指揮者の野口芳久氏(東京音楽大学教授)、ハープ奏者の本間美貴子氏、ナレーションと司会を小林久美子氏、高橋恭子氏、独奏フルート.ピッコロを陣内麻美との共演で開催しています。

C.銀座山野楽器「ヤマノアマチュアフルートアンサンブルコンテスト」

毎年10月下旬に開催されるフルートアンサンブルのみのコンテストです。各地域から多くの団体がそれぞれの味わいのあるサウンドを聴かせてくれます。審査員の総評をいただける事により今後の練習の励みになり、また他のアンサンブルとの交流の場となる楽しいコンテストです。 “ア・テール”は2019年に大編成の部で優勝いたしました。

D.ファミリーコンサート

いつも協力してくれる家族を招いて感謝と活動をより理解してもらうために始められ、今ではメンバー同士の学習と親睦の場となる楽しい発表会です。

E.その他の活動

  • ふなばしアンデルセン公園パークライブステージ公演
  • フルートフェスティヴァルin千葉(日本フルート協会主催)
<出演及び実行委員として参加>
  • ふなばしミュージックストリートに出演
  • ミニデイサービス(二和地区社会福祉協議会)敬老会・老人施設・保育園等での演奏など

4.今後の課題と抱負

当面の課題は「30周年記念定期演奏会」を企画・開催することです。コロナ禍、公民館の使用も制限され練習場所も取れない状況が続きました。しかし数少ない練習とインターネット等を通してメンバーのフルートアンサンブルへの思いは繋がり、先へと進もうとしています。

新しい生活様式の時代、どの様にこれからの活動を進めていくのかが大きな課題であり現在模索中です。市民音楽活動の発展のためにも、“ア・テール”が世代をこえて引き継がれていくアンサンブルでありたいと思います。

5.発足当時のメンバーからの声

“ア・テール”は大地に根をはって活動することを掲げて、働きながら子育てなどもしながら陣内先生にご理解、ご協力をしていただいて活動を重ねてはや30年となりました。 公民館での文化祭やヤマノのコンテストも出場していますが保育園や老人ホームなどからも要請を受けて出演するなど地域貢献、社会貢献も行ってきたところです。公民館を中心に細く長く活動できたのもフルート合奏の楽しさを味わってきたからだと思います。

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