活動事例

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【事例紹介】フルートを通して笑顔になり、健康増進にもつながればいいなー

地域音楽コーディネータ― フルーティスト 広島市 藤井智子さん

■活動テーマ:フルートを通して笑顔になり、健康増進にもつながればいいなー
「フルートコンコード広島」集合写真
「フルートコンコード広島」集合写真
■活動開始年:1991年~現在
■場所:エリザベト音楽大学セシリアホール、フェニックスホール(広島国際会議場)、県民文化センター
■対象:音楽愛好家

■活動内容

1.活動を始めたきっかけ

大学入学と同時に学内にフルートアンサンブル研究会が発足され、大学生活の4年間、フルートオーケストラ(コンサートフルートのほか、ピッコロ、アルトフルート、バスフルート、コントラバスフルートによる同族楽器のアンサンブル)に所属していました。この経験が現在演奏者としての活動のもとになっていると思います。

指導者としては、学生時代から継続している個人の音楽教室、エリザベト音楽大学付属音楽園で幼児から高校生を、同大学付属エクステンションセンターで社会人の方を指導しています。

またヤマハが全国展開しているヤマハミュージックレッスン教室の講師として、大人の趣味層の方まで幅広い対象を指導しています。

今回は大人を対象とした指導者として、演奏者としての活動をご紹介いたします。

2.大人の指導内容と発表会

子供の頃の習い事は親に勧められていやいや通っていたという方が多いと思いますが、大人になっての習い事は自分の意志で、またご自身でお月謝を払われて来られる方がほとんどです。始められるきっかけは
  1. 学生の時に吹いていて再開される若い方
  2. ずっと憧れていたけれど仕事が忙しく退職されてから、やっと楽器演奏できる時間ができたご年配の方
  3. お孫さんに刺激を受けて初めて楽器を手にされた方
などさまざまです。

目的、目標もお一人ずつ異なる中、レッスンに来て良かった、楽しかったと、少しでもポジティブな気持ちでレッスン室から出ていただけるように努めています。

ヤマハミュージックレッスンでの発表会は、「弦楽器や他の管楽器と一緒にアンサンブル、並びに合奏の楽しさを経験していただく場でありたい」という目的のもと、1年半ごとをめどに開催しています。出演の皆様は、2から3ヶ月前からレッスンでの練習そして本番直前の2回の合わせを経て本番に臨まれています。

2曲、3曲と演奏される方も多く、緊張はするけれど普段味わえないハレの感覚が病みつきになられるようです。2019年にも開催予定でしたが、企画を立ち上げた時点でコロナ禍となってしまい今に至っています。

3.演奏家として

演奏家としては「フルートコンコード広島」に所属し、フルートアンサンブルの魅力を地域の方々へ広めています。きっかけは憧れの存在である「フルートコンコード広島」に学生の時からエキストラとして頻繁に呼んでいただき、演奏させていただいていたからです。メンバーとなるのは自然な流れでした。

(1)フルートコンコード広島とは

1987年に広島を拠点とするフルート奏者を中心に、フルートオーケストラの継続的な演奏活動を目的として「広島フルートアカデミー」が結成され1989年に現「フルートコンコード広島」に改名されました。

結成にあたっては、主宰である元エリザベト音楽大学教授の大代啓二氏が「学生が大学を卒業してしまうとめっきり演奏の機会を失ってしまうのは悲しすぎる」とお考えになられ、賛同するメンバーが集まりオーディションを経てプロのフルートオーケストラとしての活動が開始されました。

私は二期生となりますが、退団する方もいますので現在までに何度かオーディションを行い、メンバーの入れ替わりはありつつも活動を継続しています。国内外の著名な演奏家、指揮者を招いての年1回の定期演奏会のほか、CD制作、国内はもとより、中国、韓国、オーストラリア、ヨーロッパと海外公演も行っています。

2020年に第27回定期演奏会を行う予定でチラシも出来上がり、練習も開始していましたが、コロナ禍となってしまい幻と消えてしまいました。

●フルートコンコード広島
http://cff.main.jp/fch/

(2)コンサートの内容

幻となった2020年第27回定期演奏会の演奏予定プログラムです。
  1. R.ワーグナー(内田有洸 編曲)/ 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第一幕前奏曲
  2. 廣瀬量平 / フルートオーケストラのためのマリン・シティ
  3. 芥川也寸志(平岡洋子・秋透 編曲)/ 弦楽のための三楽章トリプティーク
  4. J.Sバッハ (青木明 編曲)/ カンタータ第140番「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」
  5. リムスキー=コルサコフ(BEN-MEIR 編曲)/ スペイン奇想曲
    指揮:藤田 雅 氏

オリジナル曲、編曲もの、また緩急あるプログラミングを構成します。「フルートコンコード広島」のファンのお客様がまた聴きたくなられるような、次回も足を運んでいただけるよう、また演奏側も充実感が得られるようなプログラミングを熟考しています。

4.課題と抱負

(1)課題

演奏会の主な収入はチケット販売によるものがほとんどすべてです。しかし、販売枚数の減少のため演奏会の収支が赤字となり、次回の演奏会開催が危ぶまれる状況を改善したいです。そのためには今来場していただいているお客様の継続はもちろん、新規のお客様の獲得が急務です。

開催時期、開催曜日、時間帯など試行錯誤していますが、これといった成果には繋がっていないのが現状です。

(2)抱負

指導者として生徒の笑顔が何よりの喜びです。私を必要としてくださる方々がいるという事で勇気づけられます。レッスンでは、いろいろな角度からのアプローチで少しでもその方の問題解決に繋がればと、日々探求しています。

フルートコンコード広島の方は、メンバーの入れ替わりはありますが100年、200年と持続的な活動ができる団体でありたいです。地域の皆様に熟知していただいている団体、私たちの演奏会を心待ちにして演奏会のたびに足を運んでいただける団体となるよう、メンバーそれぞれが演奏の技術の向上のためにより一層研鑽を積み、フルートコンコード広島ならではのアンサンブルのサウンドを極めていきたいです。




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