活動事例

地域音楽 コーディネーター 活動事例

【事例紹介】アマチュアバンドで地域の交流を

地域音楽コーディネーター 会社員 ドラマー
神奈川県 西森文彦さん

■活動テーマ:アマチュアバンドで地域の交流を
ライブチラシ
ライブチラシ
アマチュアバンドで地域の交流を
アマチュアバンドで地域の交流を
■活動開始時期:2018年~現在
■場所:神奈川県大和市 南林間LIVE Bar HIDEAWAYほか
■対象:20代~60代

■活動内容

1.きっかけ

アマチュアの場合ライブハウスなどで演奏するには、ひとつのバンドだけでは集客面が厳しく、店側が依頼したほかの知らないバンドと一緒になるケースが多いです。その場合はバンドもお客さまもお互い自分たちの演奏だけしか聴かない状況になっており、これを解決するには何かできないものかな?と思ったのがきっかけでした。

また過去に楽器演奏の経験がある方々が、バンドメンバーを探したり、演奏会をしたいがその機会がないという理由で、距離をおいてしまっている人たちの話を聞いて、コーディネートを始めました。自営業の社長さんから学校を卒業されたばかりの若い方まで年齢層は幅広いです。私自身が会社員で土日を中心に活動していることもあり、週末に活動します。

2.具体的な内容

(1)ライブバー

出演していただくアーティストやバンドには、自らオファーします。また現在は私自身がドラマーとして交流のある、または聴きに行って気に入ったバンドや、プライベートで交流のある方を対象としています。目的はライブバーに持ち込む企画として、集客を含め一定のクオリティーを維持することで継続可能なものとするためです。

今年の7月に行った企画は、東京や横浜のライブハウスなどで演奏を気に入ったバンドに声をかけて、意気投合したバンドと自身で組んでいる3バンドで実施しました。
先ずは、普段からよく利用している小田急江ノ島線の南林間駅にあるLIVEBar『HIDEAWAY』で開催しました。オリジナル曲に加え、スティービー・ワンダー(*1)『Don’t You Worry ‘bout A Thing』、マリーナ・ショウ(*2)「Street Walkin’ Woman」などを自分たちのアレンジで演奏しました。出番でない出演者もお客さんも一緒に客先で大変盛り上がりました。


*1)スティービー・ワンダー:1950年生まれ、アメリカのシンガー・ソング・ライター、ミュージシャン、音楽プロデューサー。『愛するデューク』『迷信』ほか多くの曲がヒットしグラミー賞受賞多数。1985年アフリカの飢餓、貧困を解消するためのキャンペーンソング『We are The World』にも参加している。

*2)マリーナ・ショウ:1942年生まれ、アメリカのジャズ・シンガー。『Who is This Bitch ,Anyway』『カルフォルニア・ソウル』が有名

(2)ストリートJAZZフェスティバル

新たな交流のきっかけとして、各地のストリートジャズフェスティバルに積極的に参加しています。今年参加したJAZZフェスは池袋ジャズフェスティバル、金沢ジャスストリート、横濱ジャズプロムナード街角ライブ、YOKOHAMA本牧ジャス祭、すみだストリートジャズフェスティバルです。

横濱ジャズプロムナードでは、13人編成のバンドで、とおりすがりの方々にも知っている選曲と思い『LUPIN THE 3rd』『Skindo_Le_Le』『IF I EVEER LOSE THIS HEAVEN』『Burnin up the Carnival』『COPACABANA』などを演奏しました。




3.課題と抱負

(1)課題

FacebookやInstagramのSNSを活用して活動をしておりますが、まだまだ十分な集客ができているとは言えず、企画によっては収支面で赤字になってしまうこともあります。地域との交流として、どのように販売店や地域団体などを巻き込んだ活動ができるかが課題です。

(2)抱負

現状は自身の知り合いを通じた交流の範囲で、かつ既に演奏の場を提供しているLIVE Barなどに自ら企画を持ち込んで活動をしていますが、将来的には、規模や条件にこだわらず新たな演奏の場を、環境面の調整を含めて開拓をして、より多くの方々と演奏を楽しめるシーンを開拓したいと考えています。


(2023年1月5日公開)

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