地域音楽コーディネーター こどもカザルス会主宰 兵庫県 佐谷記世さん
若きチェリストたちの演奏会4
パブロ・カザルス没後50年
チャリティーコンサート
音楽を通して平和の願いを込めて
「若きチェリストたちの演奏会」は、小学生から大学院生までのチェリスト17人が演奏するチェロ・コンサートです。今年は世界的なチェリストで平和活動家でもあったスペイン、カタルーニャ出身のパブロ・カザルスの没後50年にあたります。プログラムの最初にはカザルスが愛奏し国連本部でもスピーチと共に演奏したカタルーニャ民謡「鳥の歌」とモーツァルト作曲「アヴェ・ヴェルム・コルプス」をチェロアンサンブルで平和の気持ちを音楽にのせて演奏します。「鳥の歌」でソロパートを演奏するのは、2021年、第75回全日本学生音楽コンクール全国大会で第1位を受賞された大学生のチェリスト、井上帆乃香さんです。音楽を通して平和を祈る「国際音楽の日」(*1)の理念とも重なるこのコンサートでは、ウクライナでの戦争難民支援と、トルコ・シリア大地震の支援のために国連UNHCR協会(国連難民高等弁務官事務所)(*2)に寄付を行います。チャリティの意義に加えて、チェロの温かい音色の魅力もたっぷり詰め込まれた、聴きごたえのあるコンサートです。4月後半からはアンサンブルの全体練習に取り組みます。ぜひお越しください。
*1)国際音楽の日:1975年、カナダでユネスコの国際音楽評議会(IMC)で初の世界音楽週間が開催され、当時のIMC会長故ユーディ・メニューイン氏(ヴァイオリニスト、指揮者)が、紛争の絶えない世界を憂い「国際音楽の日(10月1日)を提唱しました。世界の全ての人々が自分の敵や反対者をも助け合い、あらゆる国や」地域の人々が様々な音楽表現を通じて暮らしの中の音楽の素晴らしさを認識する機会にする機会を与える事を目的としています。
*2)国連UNHCR協会:国連UNHCR協会は、国連の難民支援機関である (国連難民高等弁務官事務所)の活動を支える日本の公式支援窓口です。UNHCRの活動資金は、各国政府からの任意の拠出金ならびに民間からの寄付金に支えられていますが、もっと広く民間からも支えていこうという機運が世界的に高まり、日本では2000年10月に民間の公式支援窓口として、特定非営利活動法人 国連UNHCR協会が設立されました。(HPより)緒方貞子さんが日本人として初めてUNHCRのトップである国連難民高等弁務官を1991年から10年務められた事は皆様方の記憶に新しいかと思います。
- ■日時:2023年5月14日(日) 開場午後1:45 開演午後2:00
- ■会場:ルネサンスクラシックス芦屋ルナ・ホール
〒659-0068 兵庫県芦屋市業平町8番24号
<アクセス>JR.神戸線「芦屋駅」徒歩8分
阪急神戸線「芦屋川駅」徒歩8分
阪神本線「芦屋駅」徒歩8分 - ■チケット:事前予約が必要(詳しくはチラシをご覧ください)
- ■料金:当日会場入り口の募金箱に寄付金をお願い致します。(大人の方は500円)
- ■主催:こどもカザルス会事務局
- ■後援:一般財団法人日本チェロ協会
- ■協力:ギャラリー開雄
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■お問合せ:こどもカザルス会事務局
メール:vcmusa@outlook.jp
TEL:050-5582-9485