活動事例

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箏とイングリッシュハンドベルでリモート演奏《さくらさくら》



埼玉にお住まいの森田敬子さん(箏奏者)と、大阪にお住まいの音楽デュオ葉月の藤田郁子さん、北野充子さん(ハンドベル奏者)によるリモート演奏です。

全国生涯学習音楽指導員協議会代表理事の乗友美智子さんの企画により実現しました。
実際取り組んでみた感想が届きましたので演奏と共にご紹介します。


■藤田郁子さん(イングリッシュハンドベル)



普段はイングリッシュハンドベルやハンドチャイムのチームを教えたり自分もチームで演奏していますが、今回新型コロナウイルス対策のための自粛によりチームの活動はすべて休講・休止の状況。何かしたい、何かできないかと悶々としていた中でのリモート演奏は、私にとってワクワク、ドキドキでした。

生涯学習音楽指導員だからこそできた邦楽・洋楽のコラボ!!

お箏に合わせてベルの音を合わせていく難しさはありましたが、試作動画を見たときは少しのズレがあったものの、遠くの方々と音楽を共有できる喜びを感じました。スタッフの方からもとにかく楽しんでやりましょう!とのお言葉を頂き、貴重な経験が出来たことに感謝です。

この演奏をお聴きくださった皆さん、また違う音楽の楽しみが味わえます!チャレンジしてみてはいかがですか。


■北野充子さん(イングリッシュハンドベル)



お箏の流麗な調べにちゃんとベルの音が合わさっている!良かった!
試作動画が送られてきたとき、ホッとしました。

ハンドベルは複数人が一つのメロディを奏でる楽器です。私たちはデュオ(二人)で演奏活動しています。ボケとツッコミがないと漫才が成立しないのと同様、一人だけではメロディが成立しません。相方の音が聴こえてこその演奏なのです。それが一人で、ましてリモート・録画という初体験づくしの今回の演奏は、相手の息づかいを想像しながら音の受け渡しを行うのが難しかったです。

そしてお箏とのコラボ!音の響き方も全く異なる楽器と合わせるとどんな感じになるのか、全く未知のものでした。
三人の音が合体するまで、どんな風に音が響きあうのか不安と期待が混ざったドキドキでした。演奏する楽しさ、合わせる楽しさが伝わったらいいなと思います。リモートでつながるこんな素敵な体験ができて本当に幸せです。


■森田敬子さん(箏)



今回、初めてハンドベルと合奏いたしました。今までハンドぺルだけの演奏しか聴いたことがなく、当初は果たして撥音楽器である箏と合うのだろうかと心配でした。

今回の編成では箏が基本音源で、そこに音を乗せていただくという順番でした。
最も気を付けたのは、アレンジ段階で音数をなるべく多くして、拍節感を明確にすることと、リズムに不自然なムラが出ないように弾くということでした。
メトロノームで大体の速度をつかんでから、演奏時はハンドベルが入るところをイメージしながら弾きました。大きくリズムを変化させると、箏演奏を聴きながら演奏するハンドベル奏者のお二人は当然合わせづらくなります。ですから、自然な速度変化を自覚しつつ、自分の中ではリズムキープを心掛けました。結果、ハンドベル奏者のお二人が見事に呼吸を合わせて下さり、とても息の合った合奏になったと思います。

今回、関西と関東という離れた地域に住みながら合奏ができたということは、私にとって大変有意義なことでした。同じ空間にいなくても、同じ気持ちで曲に向かうことができれば、合奏は成立するのだと思います。これを機に、今まで考えられなかったようなコラボレーションが沢山できるようになればと思います。

文化芸術分野はまだまだ自粛が続くと思いますので、今後の新しい合奏ジャンルとして根付くかもしれません。
音楽文化創造の試みにより、文化芸術に携わる皆さんに希望を持っていただけたら幸いです。


■乗友美智子さん(全国生涯学習音楽指導員協議会代表理事)

全国生涯学習音楽指導員協議会はその名の通り、全国展開している音楽指導員団体で、全国26支部においてそれぞれの地域で音楽指導・音楽普及に携わっています。「全国のメンバーと一緒に演奏できれば良いな、遠隔演奏ができないかな」と一年程前から想いがありました。

今回のコロナウイルス感染症拡大予防のために、急速にこの遠隔演奏が社会で必要とされ、実際に試みられるようになってきました。我々指導員間でも、「思いだけではなく実際にやってみましょう!」ということで、大阪の指導員でハンドベル奏者のお二人と、音楽文化創造のスタッフである箏奏者との三人のコラボ企画を提案させて頂きました。
蓋を開けると本当に素敵な演奏で、『離れていても音は奏でることができる、心は繋がる』という想いの詰まった動画になりました。

皆さまも是非試みてください。私たちも全国の方とそして海外の方々とも、音を通じたコミュニケーション・繋がりを持てるツールとして、これからも広めて行きたいと思います。《With コロナ》の新しい日常には、《Power of Music》音楽は頼もしい存在です!

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