交歓会合同演奏の様子
参加者全員で記念撮影。後列両端向かって左:藤田 右:北野
生涯学習音楽指導員:大阪府堺市 藤田郁子・北野充子(全国生涯学習音楽指導員協議会大阪支部)
〈2007年より二人で「音楽デュオ葉月」結成〉
■ 日時:2020年02月29日
■ 会場:葉月ミュージック「ベルベヤ」 大阪府堺市(音楽デュオ葉月の活動拠点・練習場)
■ 対象:ハンドチャイム・イングリッシュハンドベルの3チーム
■ 活動内容:
【活動を始めたきっかけ】
ベルやチャイムのチームはボランティアなどでそれぞれ演奏活動していますが、他のチームの演奏を聴く機会があまりありません。そこで、「同じ志を持つ者が一堂に会して演奏発表し、スキルアップできる場を作ろう」と堺市や大阪府下で活動しているチームに声をかけて2010年より『ベル・チャイムジョイントコンサート』を年に1回行い、2019年3月には第10回を実施しました。【これまでの演奏会】
毎回8-10チームの参加があり、個々のチームの発表のほか合同演奏も行ってチーム間の交流も図っています。そのほか、音楽デュオ葉月が演奏するイングリッシュハンドベルやハンドチャイムと馬頭琴・箏・フルート・歌(ソプラノ歌手)・合唱とのコラボレーションを行い、いろいろな可能性を求めて企画を重ねてきました。 第5回ベル・チャイムジョイントコンサートには「ヤマハ地域音楽活動支援」をいただき「ymf76号」にも活動報告が掲載されました。この時の出演者全員による合同演奏はNHK「100万人の花は咲く」全国で花は咲く#103でお聴きいただけます。https://www.nhk.or.jp/ashita/hanaboshu/video/20140815.html
お箏とイングリッシュハンドベル・ハンドチャイムの演奏に合わせて大合奏「花は咲く」
馬頭琴とチャイム
フルートとイングリッシュハンドベル
【2019年度無観客での演奏会】
サンスクエアホール(堺市:400席)で行う予定だったコンサートが新型コロナウイルス感染拡大防止のため急きょ中止としました。その代替として無観客で私たち生涯学習音楽指導員が指導している3チームのみの少人数で『チャイム・ベル交歓会』と名前を変えて小さな演奏会を行いました。突然の変更で戸惑いもありましたが、出演メンバーからは「年齢を重ねると大きな舞台で演奏するのは極度の緊張を伴うが、いつもの練習場所で和気あいあいとリラックスして演奏できたのがよかった」との声が聞かれました。
大きな舞台で行う演奏を目標として取り組んできましたが、参加チームが少なくても、小さな会場でも得られる達成感は大きく、新たな発見のある演奏会となりました。
今回のコロナ禍を受けて感染症対策の継続に加え、どのようにして練習を進めていけばよいのか、モチベーションをどのように維持していくのか、WEB配信をしても受講者のどれだけの人がWEB環境を整えられるのかなど難しい問題がいっぱいです。
今までとは違う、少ない人数でベルやチャイム演奏がいかに美しく魅力的なものができるか現在模索中です。うまくいくかわかりませんが、違った楽しみ方ができると思います。成功した暁には皆さんにも聴いていただきたいです。
【音楽練習場の新型コロナウイルス感染拡大防止対策について】
活動拠点としている葉月ミュージック「ベルベヤ」での感染症対策をいくつかご紹介します。・対面となる指揮者と演奏者のとの間に可動式アクリル板のパーテーション幅120㎝×高さ180㎝を自作(ホワイトボードの脚を利用してDIY)【写真1】
・常に換気と虫よけ
・楽器や触れたところ、スリッパの清拭消毒の徹底
・演奏者同士の間隔を十分にとる
☆ベルやチャイム演奏の場合通常180cmの机に2~3人だが、机1台に一人
☆歌唱の間隔を十分に保つためじゅうたんに結束用マジックテープでしるしをつける【写真2】
・密にならないよう、人数の多いクラスは複数入れ替え制をとる
・非接触型検温計での測定、手洗い励行と消毒
・合唱用の息のしやすいマスクの製作【写真3】
・堺スタイルのポスターを貼り啓発【写真4】
【写真1】
【写真2】
【写真3】
【写真4】
●葉月ミュージック
https://www.utabellhazuki.com/