生涯学習音楽指導員 神奈川県秦野市 MIL湘南アンサンブル 吉原揚子さん
■ 活動タイトル:コンサート「聖なる灯火の旅」及びコンサート出演体験~身近な楽器から新しい楽器まで~
■ 日時:2020年1月26日(日) 13:00会場 13:30開演
■ 会場:タウンニュースホール
■ 対象:一般、チケット:1,000円
■ 活動内容:
はだの市民活動団体連絡協議会「市民活動サポート事業」と東京2020参画プログラムとして参画したコンサート「聖なる灯火の旅」の日頃の練習とコンサートの様子をご報告いたします。
【目的】
- 日本全体で期待している世紀の祭典「東京五輪」を翌年に控え、地域でもスポーツと音楽を繋ぐ催し物を開催し、未来への希望を共有する。
- 地域の子供から大人までが、年齢を超えて共に音楽に親しみ、コンサート出演に向けての目標を持って練習する。
- 観客も一緒に楽しみ、コンサートに参加した全ての人で共に作り上げる楽しみを持つ。
【ポイント】
- 前回の東京五輪から2020年の東京五輪の間の五輪開催国の音楽で旅をつなぐ。
- 身近な楽器「鍵盤ハーモニカ」の一般参加者を募集し、コンサートに向けて練習する。
- その他に様々な楽器による演奏を組み込み、新しい楽器として「ヴィオリラ」を加える
【一般参加者:鍵盤ハーモニカ】
練習:秦野市…2019/7/27~2020/1/25(全12回) 2時間/回 於;秦野市北公民館
伊勢原市…2019/7/13~12/21(全11回)2時間/回 於;伊勢原市大田公民館
合同リハーサル…2020/1/11 秦野市本町公民館
参加費:5,000円(練習・コンサートチケット等)
参加者全11人で、秦野市・伊勢原市・小田原市・平塚市より応募があった。
不要になった鍵盤ハーモニカの寄付募集も行い、多数ご寄付いただき、使用できた。
その他、ヴィオリラ、コーラスグループ・リコーダーグループにも声をかけ、参加希望者を募った。男性・女性、小学生~高齢の方までと幅広く参加された。
【コンサートの概要】
日時:2020年1月26日(日) 13:00会場 13:30開演会場:タウンニュースホール
チケット:1,000円
- 1964年・2020年の日本を含め15回の五輪開催であったが、そのうち10回分の開催国の曲の演奏を行い、ヴィオリラ・文化箏、鍵盤ハーモニカ・リコーダー・コーラス・ピアノ・ハープ・ドラム・フラメンコ(ダンス)など様々な種類を楽しんでいただいた。
- 演奏の合間に、演奏のない国も含め、各回のオリンピックやその国にまつわる内容を舞台脇スクリーンに映し、ナレーションでつないだ。
- 休憩中にハープの体験を行い、多くの観客の方が参加した。一般出演者はリハーサル室でも楽しんだよう。
- ブラジルの音楽では会場の方とともにリズムを楽しみ、最後は東京五輪音頭2020を全体合唱を行った。
- チケットは当日までに完売した。
【総括】
- 一般参加者は、半年間の練習と当日のリハーサルから本番までを通して体験し、多くの方の前での発表に緊張しながらも、日ごろの練習の成果を発揮された。終了後には、練習は大変だったけれど楽しかったと話し、グループとして一つにまとまった感覚があったようだった。
- 「世界には色々な音楽があることが分かった」「盛りだくさんでおもしろかった」「演奏がすばらしかった」「最後にみんなで歌ったのが良かった」など感想があった。
- 「新しい楽器」として提示したヴィオリラの演奏に興味・関心をもたれた方が多く、今後もこの楽器が身近なものになっていくことを願っている。
- 開催国全ての五輪の様子や文化などの資料の映像とナレーションでプログラムをつないだことで、ひとつひとつの内容に反応が大きく、神奈川の聖火リレーにも関心を示された方がいらした。