音楽文化の創造(CMC)

電子版 Vol.02

2017年11月1日発行

町おこし、地域の活性化、地域創生といった言葉が関心を集めるようになって久しくなっています。

こうした地域の再生に音楽の果たすべき役割は大きいと言わなければなりません。

『音楽文化の創造』のバックナンバーにおいても、そのような観点から、

これまで、このテーマに関して何度か特集を組織してきました。

また、さまざまな情報提供も行ってきました。

今、地域創生にさらにスポットがあたるようになってきています。

今回の特集では、これまでの音楽による地域まちおこしの成功例や考え方に関する記事を紹介しつつ、

読者のみなさんが音楽による新しい地域創生策を模索する際の一助になることを祈っています。

2008年 7月発行

雑誌CMC 49号 特集「音楽と町おこし」

【リード文】 「町おこし」が地域の課題となりはじめてから時久しい。 これまでにさまざまな試みが展開されてきた。もちろん、音楽を軸とした町おこしもさまざまに試みられてきた。それらの中には成功した例がある一方、どうもうまくいかなかった例もあるようだ。 本特集では町おこしの意味を問い直しつつ、音楽による町おこしを振り返ってみることにした。成功のカギは何か、音楽による町おこしの教訓や課題は何か、これからどう展望していけばよいか。これらについて、できるだけ具体的な例を介して読み解いていきたい。もっと見る

特集・音楽と町おこし「出会いを力にかえて」 綾部 茂樹

特集・音楽と町おこし「秋田の町おこしとアトリオン音楽ホール」壱岐國芳

2003年 9月発行

雑誌CMC 30号 連載「音楽文化とまちおこし」

富山県の南西部に広がる砺波平野の南端に城端という町がある。一五七三年(一五五七年・一五七二年とも)に浄土真宗善徳寺の門前町として開かれたとされ、稲作に加え、近世よりごく最近まで絹織物業が盛んであった…

連載・音楽文化とまちおこし「城端の曳山と庵歌」梅田茂樹 より

2005年 4月発行

雑誌CMC 36号 連載「音楽文化とまちおこし」

沖縄県出身のミュージシャンがオリコンの上位ランキングに名を連ね、Jポップスをにぎやかにしている。ORANEGE RANGE、夏川りみ、BEGIN、DA PUMP、安室奈美恵らの活躍は目覚しいものがあり…

連載・音楽文化とまちおこし「八重山諸島の伝統芸能」大山伸子 より

2005年 4月発行

雑誌CMC 38号 連載「音楽文化とまちおこし」

小鹿野市は埼玉県の西部、秩父市の西に位置し、名峰二子山や両神山などを水源とする赤平山に沿って広がる静かな山間の町であるが、町じゅうが役者といわれるほど歌舞伎が盛んな町である…

連載・音楽文化とまちおこし「小鹿野歌舞伎」山本正実 より