今まで地域音楽コーディネーター NPOこどもゆめひろば副代表 京都府 西岡のりこさん
- ■活動テーマ:
- こどもゆめまつり
- ■目次:
- ■活動開始時期:
- 2026年2月28日(土)11:00~16:00
- ■場所:
- 生駒市立北コミュニティーセンターISTAはばたき
- ■対象:
- 一般
1.きっかけ
「NPO法人こどもゆめひろば」は、すべての子どもたちが継続的に音楽や文化活動に触れ合い、楽しむ機会を与えたいという目的の基、2025年3月に設立しました。https://yume-hiroba.com/現在、全国の学校部活動の地域展開=地域移行(*)をサポートしています。また指導員の登録・派遣他地域のイベント企画・運営を行っています。
*)全国の学校部活動の地域展開=地域移行:国が2020年、学校教員の働き方改革(長時間労働時間の改善)と少子化対策として打ち出した政策。休日に行っていた全ての部活動(スポーツ・文化系)は地域が主体となって行い、将来的には平日も目指す。2023年度から2025年度まで改革推進期間となって、様々な場所でトライアル事業を実施。今年度(2026年度)より8年間改革実行期間となる。
なお、今年「NPO法人こどもゆめひろば」は今まで当財団が取り組んできた部活動地域移行の実践をまとめた「部活動の地域展開実践ガイド2026」(Kindle版)を出版しました。
主旨は少しでも全国の多くの方に、私たちが形にしてきた地域移行の姿を知って、活動のヒントにしていただきたい一心です。
2.具体的な内容
(1)目的
本事業は、子どもから大人まで幅広い世代が日頃の活動成果を発表するとともに、相互の交流を深めることを目的として開催いたしました。 当日は20団体が出演し、吹奏楽、合唱、親子共演、ソロ演奏、アンサンブル、ダンスなど、多様なジャンルによるステージ発表を行いました。
(2)内容
出演者は100名を超え、初めてステージに立つ子ども、受験を終えて久しぶりに楽器を手にした学生、忙しい日常の中で練習を重ねてきたチームなど、それぞれが異なる背景と思いをもって本番に臨みました。終盤には、地域の小中学生から大人までが参加している吹奏楽・ダンス・合唱の団体が合同で出演する特別ステージを実施し、ふだんは別々に活動している団体が一体となった華やかな演出により、会場全体が熱気と一体感に包まれる中で幕を閉じました。
併設したマルシェには27店舗が出店し、楽器体験やものづくりワークショップ、飲食販売、縁日ブース、試飲体験、姿勢チェック、フェイスペイントなど、多彩な体験型ブースを展開いたしました。子どもから高齢者まで幅広い年代の来場者が参加し、世代を超えた交流が自然に生まれる場となりました。
また、会場内には仕掛け付きの募金箱を設置し、「募金とは何か」を来場者が考えるきっかけづくりを行いました。集まった募金は、能登半島地震支援として寄附します。さらに、マルシェ利用者を対象とした福引企画を実施し、大学のボランティアサークルの協力のもと運営を行いました。
3.成果と課題
小さな子どもから高齢者まで幅広い世代が参加し、会場の回遊促進とにぎわいの創出につながりました。本事業を通じて、100名を超える出演者に発表の機会を提供するとともに、様々な文化活動を鑑賞、体験する機会を提供することができました。またジャンルを超えた合同ステージの実現により、新たな協働の可能性が広がり、多世代が同じ空間で楽しみ、交流する地域一体型のイベントとして成果を上げることができました。
アンケート等からも前回よりも進行がスムーズだったとか、お客さんの流れが良かったなど高評価の意見を多く頂きました。
更に災害支援への募金活動を実施することで、社会貢献意識の醸成にも寄与いたしました。
4.抱負
課題としては費用の問題があります。今、部活動地域展開の流れで子供の文化活動を取り巻く環境が変わりつつあります。私たちはどのような状況になっても子供が楽器を手に取る機会をなくさないことを目的に活動しています。それゆえ、子どもが過半数の団体からは「ゆめまつり」出演に関して参加費を徴収しておりません。今回は補助金と協賛費で赤字にはなりませんでしたが、継続するための仕組みが必要だと感じています。
5.今後の予定
次回開催は2026年6月7日を予定しております。今後も地域の子どもから大人までが安心して挑戦し、表現できる場を継続的に創出し、地域文化の発展と世代間交流の促進に努めてまいります。
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