活動事例

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【事例紹介】ZUMBA(ズンバ)から始まった私の市民活動

地域音楽コーディネータ― 北海道 伊達市 浅沼尚子さん

■活動テーマ:ZUMBA(ズンバ)から始まった私の市民活動
■日時:2018年~現在、週1~2回(1回60分、または90分)
■場所:伊達市市民活動センター
■対象:30代~60代 計10名

■活動内容

1.活動を始めた背景と目的

私は元々身体を動かすことが好きで、市のスポーツ協会が主催していた「ZUMBAズンバ(*1)教室」を知りました。最初はZUMBAとは何か分かりませんでしたが、先生が「自分なりに参加できたらOKですよ」という言葉で入会し、楽しく通い始めました。

ある時、「カリエンテ」という発表会のようなイベントに誘われて参加する機会があり、先生を中心にメンバーが集まってチームを結成し、グループごとの発表をしました。

私が参加したグループは、道内各地で活躍している指導者や愛好家が集まりました。ズンバというダンスは年齢に関係なく純粋に楽しむ事ができ、初めて会った人でも仲良くなり仲間づくりができるとても良い経験でした。

しかし、残念ながらZUMBAクラスがいくつかの要因により閉鎖する事になりました。そこで私は以前にZUMBAの資格を取得していたこともあり、継続希望のZUMBA仲間を募り、新たに活動を始めたのがきっかけです。

*1.ZUMBA:コロンビアのダンサーで振付師のアルベルト・ベト・ペレスによって開発されたフィットネスプログラム。ラテンの曲を始め、世界の色々なジャンルの音楽を扱う。ZUMBAという名称は商標登録されている。

2.具体的な活動内容

(1)活動目標

  • ①ラテン音楽を中心とした様々な音楽ジャンルのリズムと一緒にダンスを楽しむ
  • ②何歳になっても動ける身体作り
  • ③週1回の運動習慣作りと色々なフィットネスプログラムの紹介
上記の3つの目標を基に、仕事関係やご近所以外のコミュニティ作りも意識しています。ここで様々な年代、職業の方々の交流の場となれば幸いです。

   

(2)指導内容

「ZUMBA」と「太極舞(*2)」「キックボクシング」を中心に「骨盤体操(*3)」「天空大河(*4)」「煌伎匠(*5)」「FATBURN EXTREM(*6)」「ヨガ」「ピラティス(*7)」等のプログラムを組み合わせ行っています

*2.太極舞:呼吸法・気功法、中国の伝統武術や民族舞踏の様々な要素を元を取り入れたプログラム。心肺、筋力、柔軟性、呼吸の各トレーニングを通して、身体の気血やリンパの流れを整えながら、中国を彷彿とさせる音楽に合わせて動きます。

*3.骨盤体操:日常生活のクオリティを高めるために、不要な身体ストレスを解放(リリース)し、ニュートラルな心身の状態を保つことを目的としたプログラム。セルフマッサージ、ストレッチを行います。

*4.*5.天空大河、煌伎匠:空手の動きをベースにした格闘技エクササイズ。かっこいいロック調の曲(天空大河)や、[和]のテイストの曲(煌伎匠)に合わせて、戦隊ヒーローになった気分で蹴りや突きを決めていきます。

*6.FATBURN EXTREM:HIIT(高強度インターバルトレーニング)プログラム。たった20分間のトレーニングで、アフターバーンと呼ばれる[脂肪燃焼]が最大48時間続くのが特徴です。

*7.ピラティス:骨格を整えることで代謝を上げ、痩せやすい身体づくりを目指すエクササイズです。

(3)具体的な進め方

①60分プログラム

  1. 最初は動的ストレッチでウォーミングアップ、
  2. メインパートは、筋トレや体幹トレーニング要素が入りつつ、わかりやすい振り付けで音楽に合わせて動きます。
  3. 最後はクールダウンとしてストレッチ

②90分プログラム

60分プログラムの後、30分ストレッチを行い、しっかり身体をほぐします。[脳トレ]と称して、どんどん動きを組み合わせています。

(4)扱う楽曲例

ZUMBA→EL CARNAVAL DE CELIA:TRIBUTE(レゲトン、サルサ)
CUAND BAILA(メレンゲ)
NOW -NO ONE WAITING (ソカ=ソウルとカリプソを合わせたトリニダード・トバコの音楽)

太極舞→太極舞のために作られたオリジナル楽曲や、女子十二楽坊、無双楽団の曲等が太極舞用の楽曲として使われています

3.参加者の反応

  • 「色々なプログラムと音楽を仲間と一緒に体験できるのが楽しい」
  • 「発汗作用が改善され健康な生活を送れるようになった」
  • 「姿勢が良くなったのか、身長が伸びた」
  • 「いつの間にかスカートがゆるくなった」
  • 「扁平足気味だったけど、土踏まずができた」
  • 「参加する事が週1回の楽しみになっている」
  • と嬉しい一言をいただいています。
    ゆったりとした動きを好む方、少し強度のある動きを好む方、色々な方が参加していますので、皆さんの状態を見ながらその日のメインプログラムを設定して、楽しく続けて行けるように考えています。

4.今後の抱負

地域音楽コーディネーター養成講座を受講前は、「コンサート等の演奏企画」「施設での出張音楽講座」等をするのが地域音楽コーディネーターであり生涯学習だと考えていました。

受講後、友達と始めたこの小さな活動も音楽を使ったレクリエーションの一つであり、生涯学習でもあると気づきました。

近年、クオリティ・オブ・ライフや健康寿命という言葉が注目され、様々な取り組みが行われています。年齢を重ねても好きな事を楽しめるためには、やはり健康が一番だと感じています。

「身体を動かしたいけど、何をやったら良いかわからない」「仕事があるので、夜しか通えない」「ZUMBAに通っていたけど、市の教室が無くなり、身体を動かす機会がなくなってしまった」という話もよく耳にします。

伊達市には色々な市民活動団体が沢山あります。私は地域音楽コーディネーターの一員として私の好きなZUMBAや色々なフィットネスを通して、音楽と健康を柱に活動を続けながら、市民と行政や関連団体とのパイプ役でもありたいと思います。



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