全国生涯学習音楽指導員協議会福井支部会員 坪田雅子さん
■活動テーマ:「子どもゆめ基金」わくわく音楽体験広場2020〜歴史たいけん&音楽たいけん〜
■日時:2020年11月~2021年3月
■場所:福井市明新公民館 http://kouminkan.meisin.org/
■対象:未就学児(4,5歳)、小学生、中学生、高校生
■活動内容:
応募にあたっては、「子どもゆめ基金」のサイトより申請様式をダウンロードし、必要事項を記入して申請します。審査の結果、採択された後、子どもゆめ基金助成活動情報サイトに募集チラシ等提出する必要があります。
*1)子どもゆめ基金:独立行政法人国立青少年教育振興機構が行っている活動です。国と民間が協力して子どもの体験・読書活動を応援し、子どもの健全育成の手助けをする基金(文部科学省HPより抜粋)
https://yumekikin.niye.go.jp/
そのため、私は次世代の子どもたちに自分の住んでいる地区の歴史を学び、また、日本伝統楽器である和楽器(お箏・和太鼓)と洋楽器(キーボード、ベル)を体験し、地域の唄を身近に感じてもらい、伝承していきたいという思いで活動に望んでいます。
また、新しくできた地域の歌「めいしんを歩こう」というタイトルの曲は地域の歴史や地名が入っていて、そのスポットを歩く歴史ウォーキング、歌との触れ合いも行います。
(各回10:00〜12:00 2時間)
マスゲームは市内小学校全校に私の作成したCDが配布され毎年行われていた連合体育祭に10年間使用されました。ヤマハエレクトーンで演奏したものをレコーディング、ミキシングしてCDを作成しました。
今回の「めいしんをあるこう」は歌詞をいただいて、いくつかのパターンの曲を作曲し、制作委員会の方に選んでいただきました。今後地域の方に定着していくために、小・中学校、敬老会、地域のイベントなどに広げていくそうです。
今回の演奏体験の中で取り扱っています
地域で活躍されている先生方が指導されています。
音楽体験をさせるにあたり、個人のレベル差が大きいので難しいですが、それぞれに対応し体験の充実感や楽しさを感じてもらえるように、配慮しております。
今後、同じ曲でもレベルの違う楽譜作成して、個別に対応していきたいと思います。
また、地域自治体や様々な活動団体とも交流できるような内容を企画し、音楽の力で地域連携活性化の一つとして活動を続けていきたいと考えております。
音楽家、生涯音楽学習指導員としての私の使命は、音楽で皆が笑顔になれる、楽しいひと時を過ごせるようにすることです。
■活動テーマ:「子どもゆめ基金」わくわく音楽体験広場2020〜歴史たいけん&音楽たいけん〜
■場所:福井市明新公民館 http://kouminkan.meisin.org/
■対象:未就学児(4,5歳)、小学生、中学生、高校生
■活動内容:
1.活動を始めたきっかけ
「子どもゆめ基金」(*1)への活動は2015年、(公財)音楽文化創造より活動募集の案内により、助成募集を知り応募する事にいたりました。それ以来毎年応募、採択され活動を続けています。応募にあたっては、「子どもゆめ基金」のサイトより申請様式をダウンロードし、必要事項を記入して申請します。審査の結果、採択された後、子どもゆめ基金助成活動情報サイトに募集チラシ等提出する必要があります。
*1)子どもゆめ基金:独立行政法人国立青少年教育振興機構が行っている活動です。国と民間が協力して子どもの体験・読書活動を応援し、子どもの健全育成の手助けをする基金(文部科学省HPより抜粋)
https://yumekikin.niye.go.jp/
2.具体的な内容
(1)活動の目的
福井市の北部に位置する明新地区の歴史や、唄い継がれている「明新音頭」を最近知らない子供たちが多くなってきております。それと共に地域の人達及び子供たちとの交流も年々少なくなってきています。そのため、私は次世代の子どもたちに自分の住んでいる地区の歴史を学び、また、日本伝統楽器である和楽器(お箏・和太鼓)と洋楽器(キーボード、ベル)を体験し、地域の唄を身近に感じてもらい、伝承していきたいという思いで活動に望んでいます。
また、新しくできた地域の歌「めいしんを歩こう」というタイトルの曲は地域の歴史や地名が入っていて、そのスポットを歩く歴史ウォーキング、歌との触れ合いも行います。
(2)内容
発表会を目標に、全部で8回開催するプログラムです。(各回10:00〜12:00 2時間)
- 第1回 歴史を体験(明新地区の色々な歴史を学びながらウォーキング)
- 第2回 歴史を体験(明新地区の歴史・日本伝統楽器を学び体験)
- 第3回 ワークショップ1(お箏・和太鼓・キーボード・唄の体験)
- 第4回 ワークショップ2(お箏・和太鼓・キーボード・唄・踊りの体験)
- 第5回 コラボレーション体験1(楽器の演奏・唄のコラボレーション体験)
- 第6回 コラボレーション体験2(楽器の演奏・唄のコラボレーション体験)
- 第7回 コラボレーション体験3(発表会に向けての練習・コラボレーション体験)
- 第8回 発表会(演奏リハーサル、今までの成果を発表演奏)
A「めいしんを歩こう」について
この曲は、明新公民館50周年記念に向けて、地域の方に募集して作成した歌詞に私が作曲したものです。以前、福井市小学校の連合体育祭の5年生集団演技(マスゲーム)の作曲した経緯もあり、作曲の依頼を受けました。マスゲームは市内小学校全校に私の作成したCDが配布され毎年行われていた連合体育祭に10年間使用されました。ヤマハエレクトーンで演奏したものをレコーディング、ミキシングしてCDを作成しました。
今回の「めいしんをあるこう」は歌詞をいただいて、いくつかのパターンの曲を作曲し、制作委員会の方に選んでいただきました。今後地域の方に定着していくために、小・中学校、敬老会、地域のイベントなどに広げていくそうです。
今回の演奏体験の中で取り扱っています
B音楽講座
お箏・和太鼓・キーボード・ベル・唄・踊りの音楽体験講座です。地域で活躍されている先生方が指導されています。
3.参加者の反応
教室に参加されている子ども達はとても熱心で、楽しく体験されています。特に大きな効果としては、普段交流の機会が少ない異学年同士や、他の学校の子ども達とコミュニケーションを取り合いながら協力し合う姿は、主催者としては有意義に感じました。ご家族の方も熱心に暖かく見守られて、準備後片付け等もご協力していただけました。4.課題
大きな会場を使用させていただいていますが、一つの部屋でいくつかの音楽体験をする上で音の問題(防音)があります。時間帯、練習部屋を確保するなど、今後の課題にして解決するように考えていきたいです。音楽体験をさせるにあたり、個人のレベル差が大きいので難しいですが、それぞれに対応し体験の充実感や楽しさを感じてもらえるように、配慮しております。
今後、同じ曲でもレベルの違う楽譜作成して、個別に対応していきたいと思います。
5.今後の抱負
幅広いジャンルの音楽と様々な楽器を体験する内容を組み入れ、参加される方々に日常の中で音楽が常に流れ、音楽の楽しさと素晴らしさを身近に感じてもらえるよう心がけていきます。また、地域自治体や様々な活動団体とも交流できるような内容を企画し、音楽の力で地域連携活性化の一つとして活動を続けていきたいと考えております。
音楽家、生涯音楽学習指導員としての私の使命は、音楽で皆が笑顔になれる、楽しいひと時を過ごせるようにすることです。