地域音楽コーディネーター ギタリスト
千葉県 橋爪晋平さん
■活動テーマ:音楽を通じて生活に充実感を!
■日時:2000年~現在
■場所:船橋市坪井公民館他
■対象:小学生~90代のクラッシックギター愛好家
■活動内容
当時は器楽専攻ではなく、クラシックギターのレッスンを副科として受講していました。その頃にドイツのクラシックギターフェスティバルに参加し、そこでクラシックギターの数々の曲や名演に触れ、その魅力に夢中になりました。
また先生の薦めもあり本格的にギターを学ぼうと思いました。大学卒業後は、引き続き先生にご指導いただきながら国内外の講習会などでギターを学び、同時にコンクールやコンサート、レッスンの活動を並行させていました。
それぞれに共通するのはギターの音色に心を動かされ、楽器に興味を持った方達だと思います。「音を奏でてみたい」「弾きたい曲がある」と楽器を始める方や「新しいスキルを伸ばしていきたい」など目的、目標はさまざまです。
通常レッスンは週1回40分、月3回のレッスンです。希望される生徒には月2回1時間レッスンなどを行なっています。ジャンルは生徒によりさまざまですが、フェルナンド・ソル(*1)やエイトル・ヴィラ=ロボス(*2)の作品のようなクラシックギターレパートリーを中心に、『星に願いを』といったポピュラー曲なども取り入れています。指導にあたって、子どもからご高齢者の方まで共通して心がけていることは、楽器の音が持つ豊かさを感じてもらいたいということです。
*1)フェルナンド・ソル:1778年、スペインバルセロナ生まれの作曲家、ギター奏者。クラシックギターのコンサート用作品を多く作り、それらは現在でも最高の古典とされている。
*2)エイトル・ヴィラ=ロボス:1887年、ブラジルリオ・デ・ジャネイロ生まれで中南米最大の作曲家。ギター作品他交響曲、管弦楽曲、室内楽、バレエ音楽、ピアノ曲、映画音楽等あらゆるジャンルの音楽作品を多数残す。有名な曲としては『ブラジル風バッハ』、ギター作品では『ギター協奏曲』がある。
コンサートの時間は参加者の人数によりますが、大体2時間程です。内容的にはそれぞれ5分ほどの演奏でウクレレの方も数名参加します。形態は独奏やアンサンブルの演奏で私が一緒に共演する場合もあります。ギターに興味のある一般の方にもご入場いただけるようにプログラムを考え、発表会の最後には友人のプロギター奏者にゲスト出演をお願いして30分くらい演奏してもらっています。
今後もこれらの配信を継続しつつ、地元での活動を増やしていきたいと考えています。もっと楽器や音楽が身近な存在としてあることを理想として、地域のいろいろな場所で気軽に聴きに行けるようなコンサート、気軽に参加し音楽をやれるワークショップなどを企画実施していきたいです。
20年少し音楽で活動をしてきて、気が付くといろいろなところに仲間ができました。そのご縁で、2022年8月24日には神奈川の大倉山記念館で日比谷花壇さん主催のコンサートをさせていただく予定もあり、数々の出会いに感謝の日々です。これからは自分からも音楽で地域に何かを還元できるような活動もしていきたいです。
(2022/08/08公開)
#地域振興
千葉県 橋爪晋平さん
■活動テーマ:音楽を通じて生活に充実感を!
■日時:2000年~現在
■場所:船橋市坪井公民館他
■対象:小学生~90代のクラッシックギター愛好家
■活動内容
1.活動を始めたきっかけ
18歳から日本大学芸術学部音楽学科の情報音楽コースで音響など音楽に関わるいろいろなことを学んでいたのですが、そこでクラシックギターの恩師と出逢ったのが現在の活動へ繋がる始まりでした。当時は器楽専攻ではなく、クラシックギターのレッスンを副科として受講していました。その頃にドイツのクラシックギターフェスティバルに参加し、そこでクラシックギターの数々の曲や名演に触れ、その魅力に夢中になりました。
また先生の薦めもあり本格的にギターを学ぼうと思いました。大学卒業後は、引き続き先生にご指導いただきながら国内外の講習会などでギターを学び、同時にコンクールやコンサート、レッスンの活動を並行させていました。
2.活動内容
(1)受講者
現在は母校の日本大学芸術学部で教えています。その他にも船橋市の公民館や販売店などで地域の小学生から90代まで幅広い層の方を指導しています。それぞれに共通するのはギターの音色に心を動かされ、楽器に興味を持った方達だと思います。「音を奏でてみたい」「弾きたい曲がある」と楽器を始める方や「新しいスキルを伸ばしていきたい」など目的、目標はさまざまです。
(2)レッスン内容
指導者として個々の生徒の目標に向かって進めていくことはもちろんですが、私からの希望は「楽器を手に取り音楽を通じて生活に充実感を持ってもらいたい」ということです。また一つの成果の発表として、同じ楽器を学ぶ仲間との交流の場として、年に1回を目標に発表会を行なっています。ここ2年ほどはコロナ禍で途切れていますが、そろそろ発表会を再開していきたいと思っています。通常レッスンは週1回40分、月3回のレッスンです。希望される生徒には月2回1時間レッスンなどを行なっています。ジャンルは生徒によりさまざまですが、フェルナンド・ソル(*1)やエイトル・ヴィラ=ロボス(*2)の作品のようなクラシックギターレパートリーを中心に、『星に願いを』といったポピュラー曲なども取り入れています。指導にあたって、子どもからご高齢者の方まで共通して心がけていることは、楽器の音が持つ豊かさを感じてもらいたいということです。
*1)フェルナンド・ソル:1778年、スペインバルセロナ生まれの作曲家、ギター奏者。クラシックギターのコンサート用作品を多く作り、それらは現在でも最高の古典とされている。
*2)エイトル・ヴィラ=ロボス:1887年、ブラジルリオ・デ・ジャネイロ生まれで中南米最大の作曲家。ギター作品他交響曲、管弦楽曲、室内楽、バレエ音楽、ピアノ曲、映画音楽等あらゆるジャンルの音楽作品を多数残す。有名な曲としては『ブラジル風バッハ』、ギター作品では『ギター協奏曲』がある。
3.小さなコンサート
発表会を以前は1~2月頃に開催していました。コンサートの日程設定は会場の空きスケジュールにもよりますが、10月頃には会場を予約し準備を始めます。参加者は大体2〜3ヶ月前には曲目を決めて練習を始め、それを基に内容を考えます。コンサートの時間は参加者の人数によりますが、大体2時間程です。内容的にはそれぞれ5分ほどの演奏でウクレレの方も数名参加します。形態は独奏やアンサンブルの演奏で私が一緒に共演する場合もあります。ギターに興味のある一般の方にもご入場いただけるようにプログラムを考え、発表会の最後には友人のプロギター奏者にゲスト出演をお願いして30分くらい演奏してもらっています。
4.参加者たちの感想は
「緊張して思うようにいかなかった」という感想は多いですが、一緒に参加した人からの感想をもらう事で次へのモチベーションとなる方が多いです。主催者としては、同じように楽器を学んでいる仲間と集まって演奏を聴かせ合う事、世代が違う人との交流の機会を音楽を通してできる事が、とても良いことだと感じました。5.課題と抱負
このような発表会を含めたコーディネータ―、指導者としての活動や演奏活動に加え、最近ではこれまで制作したアルバムや自身で制作、プロデュースした音源を Apple music や Spotify などでの配信を始めました。今後もこれらの配信を継続しつつ、地元での活動を増やしていきたいと考えています。もっと楽器や音楽が身近な存在としてあることを理想として、地域のいろいろな場所で気軽に聴きに行けるようなコンサート、気軽に参加し音楽をやれるワークショップなどを企画実施していきたいです。
20年少し音楽で活動をしてきて、気が付くといろいろなところに仲間ができました。そのご縁で、2022年8月24日には神奈川の大倉山記念館で日比谷花壇さん主催のコンサートをさせていただく予定もあり、数々の出会いに感謝の日々です。これからは自分からも音楽で地域に何かを還元できるような活動もしていきたいです。
(2022/08/08公開)
#地域振興