活動事例

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【事例紹介】おんがく交流カフェVol.04「”音楽”と”科学”の話をしてみよう」

全国生涯学習音楽指導員協議会栃木・群馬支部会員 藤平昌寿さん

■活動タイトル:おんがく交流カフェVol.04「”音楽”と”科学”の話をしてみよう」

「音楽と科学の話をしてみよう」

■日時:2020年10月11日(日) 10:00-11:30
■会場:オンライン開催(zoom利用)参加費無料
■対象:一般の方と生涯学習音楽指導員協議会栃木・群馬支部会員

■活動内容

【1.活動の背景】

この活動は下記の二つのカフェのコラボレーションから誕生しました。

(1)おんがく交流カフェ

全国生涯学習音楽指導員協議会 栃木・群馬支部では、新規の交流事業として「おんがく交流カフェ」という対話型イベントを2018年度より不定期に開催しています。それ以前の協議会活動は演奏イベントや講座開催等といった参加や参画へのハードルが比較的高いイベントが多かったため、生涯学習音楽指導員や協議会そのものの存在を知ってもらうことを主眼として、気軽に参加できるイベントとして始めたのがこの活動でした。

過去3回はホール関係者や照明・音響関係者などをゲストに招き、音楽の舞台裏の話を、支部メンバーや一般の方と一緒にお茶を飲みながらフラットに話すという企画で開催してきました。
全国生涯学習音楽指導員協議会 栃木・群馬支部
https://www.mil-tochigi.org/

(2)サイエンスらいおんカフェ

一方、私が所属している、帝京大学宇都宮キャンパスを中心とした科学技術コミュニケーションプロジェクト「とちぎサイエンスらいおん」は国立研究開発法人科学技術振興機構(略称JST)の支援を受けて「科学と県民との距離を近づける」事を目的に2012年7月より設置されました。その後2013年1月より、月に1回「サイエンスらいおんカフェ」という名称で科学茶話会を開催しており、延べ90回を数え継続しております。
とちぎサイエンスらいおん
http://www.tochigi-lion.net/

「サイエンスらいおんカフェ」

2020年コロナ禍において、支部としてはイベント等を開催することが出来ない一方、「とちぎサイエンスらいおん」ではリモートにてカフェを再開しており、また支部の会務等もオンラインで行っていることなどから、両カフェのコラボレーション案が持ち上がり、リモート開催する事となりました。

【2.テーマ設定の想い】

上記二つのカフェが行ってきた内容からテーマを「音楽と科学」に設定しました。音楽と科学というテーマは異分野と考える方が多いと思います。しかし古代ギリシャ時代から伝わるリベラル・アーツの分野では、初め音楽は算術・幾何学・天文学と共に、理数系の学問として位置付けられる程、科学との結び付きも深い分野でもありました。

また、現代においては電子音楽や現代音楽で数学等の科学的見地から音楽にアプローチしようという試みも多数行われており、その原点とも言える音の仕組みや構造などに少しでも触れる機会を設けてみようという想いもありました。
「おんがく交流カフェ」は音楽を、「サイエンスらいおんカフェ」は科学を主軸としております。

【3.開催方式と内容概要】

テーマの「音楽と科学」は普段なかなか結び付かない内容であるため、カフェ開催前に下記の方式をとっています。事前の告知内容はこちらです。
http://www.tochigi-lion.net/archives/event/20201011-01

(1)当日の内容に興味を持ってもらうために事前に動画を視聴していただきます。

動画としては、JSTサイエンスチャンネルからの動画から3本を推奨します。
「動画」
(ただし、動画自体が2001年制作のため、最新の情報でない場合もございます。)

(2)開催当日は、私自身がファシリテーター、支部メンバーをゲストに、参加者を一般の方としました。カフェ自体は講義やセミナーではないので、基本的に全員フラットな立場で対話を進めていく形式です。

当日は一般の方4名、支部メンバー5名の計9名の参加となり、オンライン対話としては非常にやりやすい人数となりました。一般の方は支部地域以外からも参加があり、遠くは山陰からの参加もございました。年代は比較的中高年層が中心となり、落ち着いた雰囲気での進行となりました。

オンライン対話の様子

当日の様子は「とちぎサイエンスらいおん」サイト内のこちらのページに掲載されています。
http://www.tochigi-lion.net/archives/7135

【4.受講者の反応と成果】

当初は話が盛り上がるのか多少不安もありましたが、両カフェ共に、「結論を出す必要は無し」「話が逸れてもOK」「他人の意見を否定しない」等ある程度の自由な対話ルールを持っているため、参加者からも様々な知見が飛び出し、心配が杞憂に終わるほど、あっという間の1時間半でした。多様な音楽分野に関わるメンバーを抱える当支部と、一般参加者のバラエティ溢れる視点が、良いコラボレーションを生み出してくれたように感じました。

【5.今後の抱負】

オンライン方式で開催したことにより、地元栃木県内はもちろん、東京都内や山陰から参加された方もおりました。支部内に留まらず、他県や他支部の方々との交流にオンライン方式が有効に機能する可能性も見出せました。是非今後も全国の皆様方と交流していきたいと願っています。

また、当支部や私が関わっている音楽団体・組織等では、オンライン・クラウドを利用したICT化を進めております。支部ではGoogle Workspace(旧G suite)を導入し、文書や会計処理等もクラウドで行い、一部は自動処理で文書生成しております。

支部サイトもGoogle sitesを利用したり、メーリングリストによる役員同報機能で連絡の手間を省いたりしております。

これらのシステムに数年前から取り組んでいることにより、コロナ禍においても諸作業に滞りが出ることなく、リモートでもリアルでも同じような体制を維持することが出来ております。このような分野についてお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。
個人サイト「ふじぽん総研」
https://www.fujipon.com/

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